9月13日から18日まで上演される舞台「結婚の条件」に出演することが決まっていた女優の鳳恵弥と牧野美千子が12日、出演をキャンセルすることが発表された。この舞台は脚本家の江頭美智留が主宰する「劇団クロックガールズ」の第15回公演で、女優の鈴木砂羽が初演出を手がけることで注目を集めていた。
「降板を決めた2人の所属事務所は『演出鈴木砂羽氏より二人の受けました人道にもとる数々の行為に対しまして、弊社と主催側で検討をしました結果、残念ながらこれ以上の稽古及び舞台への出演をお受けすることは出来ないと判断し出演をお断りする運びとなりました』と発表しています。鳳は自身のブログで、鈴木が劇団の代表である江頭氏に頭を下げさせている光景を目撃。さらに自身と牧野にも土下座を強要。すべてを飲み込んでお芝居を全うしようと決めた矢先、すでに別の役者に代役を打診していたという顛末を告白しています。牧野もブログで『事務所に所属した以上、その指示に従うのは当然ですが、もし、自分がフリーだったら、同じ結論を出さなかったかも。とも。色んなことを飲み込んで続行していたと思います。結果的に事務所は私たちの立場を守ってくれました』と複雑な心境を吐露しています」(芸能ライター)
現在のところ、鈴木はこの件についてコメントしておらず、一方の言い分だけでは何とも言いがたいが、こんなにギスギスした笑えない現場で作り上げた“社会派コメディ”で、どれほどの客に笑ってもらうことができるのだろうか。