先ごろ、新著「私のプロ野球80年史」(小学館)を出版した野村克也氏。9月26日発売の週刊アサヒ芸能では、60分の独占インタビューを敢行。「名監督の条件」から大物ルーキーの去就まで、縦横無尽に語ってもらった!
「80年のプロ野球の歴史の中で、外野手出身の名監督は一人もいないんですよ。外野手出身の監督が日本一になった例は長い間なかった。2001年に、ヤクルトの若松勉がようやく日本シリーズを制覇し、11年の秋山幸二(ソフトバンク)、昨年の栗山英樹(日本ハム)が続いた。いまだにこの3人だけでしょう。手前味噌になりますが、若松は私からヤクルト監督を引き継いでの日本一だから、私の遺産で勝ったと言ってもいいと思います。こういうことばかり言っているから、外野手出身の山本浩二(元広島監督)と顔を合わせた折に苦情を言われたんです。「本当のことやないか!」と言い返してやりましたけどね(笑)」
続きは本誌で──。
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