フィギュアスケート「オータムクラシック2017」のSPの112.72点で、自身の持つショートプログラム(SP)世界歴代最高得点を更新した羽生結弦選手。その快挙に、五輪金メダリストで、今年3月に引退したロシアのプルシェンコが太鼓判を押したという。
「プルシェンコは、『羽生選手はこのオリンピックシーズンにさらに記録を更新する力がある』とコメントしました。プルシェンコ自身、アイスショーなどで羽生選手と一緒になることが多く、4回転ルッツや4回転ループなどを間近に見て、強力な武器になる技だと感じたようです。プルシェンコは、羽生選手がフリースタイル(FS)で4回転ループ、サルコウ、トウループ、ルッツを2回ずつ入れるということもあるだろうと言っていますが、実際にシーズンの途中でもさらに4回転を増やしていくこともあるでしょう」(スポーツライター)
プルシェンコは、羽生選手はオリンピック王者になるべくしてなった特別な存在であり、自身の記録を“一度ならず”更新していくと手放しで賞賛したという。
プルシェンコが太鼓判を押すように、今シーズンは五輪を待つまでもなく羽生選手の世界歴代最高得点の更新を目にすることができるのかもしれない。
(芝公子)