ツイッターを始めたことでイメージが崩れ、評判を落とすタレントが意外にも多い。人気お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズもその一人。これまでも、ネット民たちに野次られることが少なくなかったが、またも、汚名を悪化させるような問題が浮上した。
「三村はテレビの冠番組などでも、相方である大竹一樹の力の抜けたシュールな笑いと違い、あきらかに脂っこくオッサン臭いコメントやリアクションで売っています。ところがこの芸風が文字だけのツイッターになると、オッサン臭さが充満するというか、無駄に正論を熱く語り、説教臭さだけがにじみ出る。よくいる“若者に嫌われるおっさん”になってしまっているんです。今回もそのパターンで、若手お笑いコンビのウーマンラッシュアワーの村本大輔とツイッター上でバチバチやり合ってます。発端は、ネット番組で先輩芸人全般のことを、先人の芸を『なぞりながら死んでいくやつら』と表現し『トークと大喜利だけやって死んでいけ』と発言した村本に対する、三村の暑苦しいツイート。これがネット民たちの議論を呼んでいるようですね」(エンタメ誌編集者)
原文を書き出してみると、三村のツイートは、〈ウーマンラッシュアワーの村本が、トークと大喜利だけで、生きていけー。 と、言っていたそうだが、新しい笑いなんてない!昔から先輩の笑いを研究して、今に至る。今。笑いをとれ。村本〉というもので、それに対し村本は〈悪意的に端折られたネットニュースの過剰な書き方や、人伝いに又聞きした噂レベルじゃなく、僕の発言した番組丸々みてください。 もし観られたならそんな感想にはならないと思いました。まず新しいお笑いの話はしてません。 そして僕は僕のやり方でやります。気にしていただいてありがとうございました〉と応酬、さらに芸人界の先輩後輩の理不尽な関係を書き連ね〈噛みつくなら下より上に行きなよ。ダメなサラリーマンぽい〉と、三村を一蹴した。
このバトルに対しネット上はお祭り状態。「三村はSNSやるべきじゃなかった」「二流同士がイキってるのが笑う」「どっちもつまらないから嫌い」「三村も伝聞で確認もしないで村本に説教してんじゃねえ!」「三村先輩ほんとウザいわ」など、どちらかといえば三村バッシングが占めたが、どっちもどっちという評価も少なくはなかったようだ。
「最近の村本は政治問題にも言及するようになるなど、以前からの毒舌に拍車がかかっています。ですが、そのおかげで支持層も増えているので、三村は説教した相手が悪かったというべきでしょう。結局、村本の返しに総括のような意味不明のツイートしかしていませんからね」(前出・エンタメ編集者)
口は災いの元。SNSでのイメージダウンを避けるのも、今の芸人には必須なのかもしれない。
(小机かをる)