シーズン2位に終わった阪神のワースト投手といえば藤浪晋太郎(23)。3勝5敗の成績と1億6000万円の年俸はあまりに不釣り合いだ。在阪テレビ局関係者が明かす。
「死球連発のピッチングから一部でイップス(運動障害の一種)も指摘されていますが、端的に言えば自己管理の甘さでしょう。藤浪は阪神の高卒選手の規定である5年の寮生活を待たず、特例で昨オフに退寮しましたが、それを機に阪神伝統の『タニマチとの会食』が増えていると言われています。球団の大人扱いが裏目に出た格好です」(在阪テレビ局関係者)
若手増長の一因を作ったとされるのが、今季チームの主将を務めた福留孝介(40)。2月の沖縄キャンプで、「愛人」と見られる女性と2晩にわたってカラオケデートを楽しみ、あろうことかチームの宿舎で逢瀬を重ねていた様子を週刊誌に報じられたのだ。主将としてあるまじき行動だが、球団側は箝口令を敷いたという。
「記事が出たあと、担当記者たちに『この件については、福留本人に質問しないように』というお達しがあり、結局のところ何の処分も科しませんでした。チーム内では『ベテランを甘やかすと若手に示しがつかない』と心配する声もあったのですが、今季の藤浪を見ているとそのとおりになってしまいましたね」(前出・在阪テレビ局関係者)
断トツでリーグ優勝しながらCSでDeNAに下克上を許した広島からは、「神ってる夜遊び」を週刊誌に報じられた若き主砲・鈴木誠也(23)がヤリ玉に。5月、都内の会員制ラウンジで美女軍団と飲み明かし、店を出たあとにそのうちの一人の胸元に手を差し込んで、バストを揉みしだく様子がバッチリ撮られたのだ。
「不倫というわけでもなく、特に問題視はされていません。本人も本塁打を打ったあとに、“揉みってる”ポーズでチームの士気を上げていました(笑)。ただ、8月の右足首骨折による離脱は痛かった。CS敗退の大きな要因と名指しされてもしかたないでしょう」(地元メディア関係者)
パ・リーグにも鉄板の大物ワーストナインが2人いる。言わずもがな、1人は年俸4億円ながらここ3年で1試合しか登板していない松坂大輔(37)。
「2軍の練習は午前中なので、朝9時くらいには高級車のマセラティを運転して練習場に姿を見せますが、早い時には12時には球場を後にします。それ以外にベンツも所有していますが、彼の優雅な暮らしぶりは2軍の選手にも伝わっていて、若手からは『4億円を給料ドロボーに渡すなら2軍の施設に使ってくれれば‥‥』なんて恨み節も聞こえてきます」(球団関係者)
もう1人が、これまた毎年ワースト選手の常連である、日本ハムの斎藤佑樹(29)。今季も1勝(通算15勝)に終わり、チームで完全に浮き上がっているという。
「5回3失点程度の内容でも『ゲームは作れた』と言わんばかりの表情で、たとえ負け試合でもそんなふるまい。それでも球団はいまだに特別扱い。来季からは早実の先輩である荒木大輔氏が2軍監督に就任して再生させるようですが、ふだんのナルシストな素行もあって、ナインからは『大丈夫か~?』とまったく信頼されていません」(球団関係者)
最後に紹介するのはオリックスの奥浪鏡(22)だ。13年にドラフト6位で入団。1軍では昨季15試合に出場しただけで、なじみの薄い選手かもしれないが‥‥。
「運転免許停止処分を受けていたにもかかわらず車を運転し、今年5月に人身事故を起こした。免停の報告も怠っていて、球団はただちに無期限の謹慎処分を科し、8月には契約を解除しました」(球団関係者)
戦力外への落とし穴は、グラウンドの外にもあることを選手は肝に銘じるべきだ。