木村拓哉が主演した映画「無限の住人」のBlu-ray&DVDが11月8日に発売され、レンタルも開始された。この記念として同映画のキャストが撮影で着用した衣装が7~13日の期間中、東京のタワーレコード渋谷店で展示されている。さぞや同店にはキムタクファンが大挙訪れているのかと思いきや、実情は異なるようだ。
「展示は8人分の衣装をトルソーに着せて並べており、けっこうな規模なのですが、人出は正直なところスッカスカ。木村が扮する万次の衣装に注目する人もいるものの、福士蒼汰が演じた天津影久の衣装を撮影するファンの姿も多く、少なくとも『キムタク人気』を感じることはできないのが実情ですね」(映画ライター)
タワーレコード渋谷店には外国人客の来店も多く、着物の展示を興味深そうに眺めたり、写真に収める姿も。ただ皮肉なことに木村の衣装はモノクロの地味なデザインのためか興味をそそられないようで、栗山千明が着ていた紫の半袖衣装や、細かい柄の入った福士の衣装ばかりが人気を集める始末だった。
「そもそも『無限の住人』は初登場6位に沈み、4位に入った菅田将暉主演『帝一の國』に負けるなど、興行成績も惨敗。興行収入は10億円程度に留まると言われており、制作費の回収も危ぶまれる状況です。制作元としてはDVD等のセールスで少しでも回収したいところですから、木村にはひと肌脱いでもらいたいんじゃないでしょうか」(前出・映画ライター)
ちなみに展示最終日は木村が45歳を迎える誕生日の11月13日とのこと。ここはサプライズ来店で盛り上げるくらいのことをしてもバチは当たらないはずだ。
(金田麻有)