11月16日に満を持して発表されたNHK紅白の出場者たち。フタを開けてみれば、そのメンバーたるやかつての紅白常連の大物歌手の姿がみごとに消えていた。
「にぎやかな話題といえば、松たか子が18年ぶりに紅白登場となりましたが、歌うのは朝ドラ『わろてんか』の主題歌『明日はどこから』で多くのファンが望んだ『アナ雪』ではありません。韓流アイドルでは6年ぶりの出場となるTWICEも今年を代表する歌手とは言えない。せめて今年1年を振り返るのにふさわしい大物歌手が1人でも出演すれば、締まりよしなのですが‥‥」(前出・デスク)
今年1年の音楽業界を振り返ってもヒット曲どころか大ブームもなかっただけに、ない袖は振れないのだろうが、それでも音楽業界で数少ない話題となったのが来年9月に引退することを電撃的に発表した安室奈美恵(40)だろう。ところが、出場者の中に彼女の名前はなかった。女性誌記者が交渉の舞台裏を明かす。
「引退宣言の直後には紅白の大トリ出場は確実と見られていた。というのも安室と紅白は縁が深く、1997年、出産休養前の最後と、翌年の出産後の初ステージは紅白の舞台でした。事実上の窓口となっているレコード会社は引退の花道として紅白に出演するプランを計画していて、20分の特別コーナーで、数々のヒット曲をメドレーで歌うほか、数々のヒット曲を放った小室哲哉(58)とのゴールデンコンビを一夜限りで復活させる案なども検討していた。ところが、フタを開けてみれば安室からは出演NG。NHK側もまさか断られるとは考えていなかったようだ」
果たして安室とNHKの間で何があったのか。その詳細は、11月21日発売の週刊アサヒ芸能にて。
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