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日本馬8頭参戦「香港国際競走」をブチ当てる(1)香港カップと香港ヴァーズは日本勢が有力

 日本の競馬ファンにも、すっかりおなじみになった香港国際競走(GI4レース)が12月10日に行われる。昨年は香港カップを日本馬のモーリス、香港ヴァーズをサトノクラウンが制した。今年も菊花賞馬キセキを筆頭に8頭が参戦。ドカーンと一発、儲けるチャンスの到来だ。

 昨年の海外馬券「香港国際競走」の売り上げは、16年凱旋門賞の約42億円には及ばなかったが、GI4レースで約38億円。今年も当日は国内GI「阪神JF」を挟んでGI5レースと、ファンにとっては実に悩ましい1日となる。

 限られた小遣いをどう配分し、どう儲けるか。海外競馬に詳しく、昨年も週刊アサヒ芸能に登場して4戦中3戦を的中させたスポーツ報知の牧野博光デスクが解説する。

「昨年同様、香港スプリントと香港マイルは香港調教の地元勢が優勢で、香港カップと香港ヴァーズは日本勢が有力です。この傾向は今年も変わらず、まずは香港ヴァーズに出走する菊花賞馬のキセキを軸に、しっかりと資金を増やしたい」

 11月27日の国内最終追い切りでは、今季GI6勝の絶好調男、M・デムーロが手綱を取り、「変わらずいい状態」と、極悪馬場の菊花賞制覇後のダメージ不安を一掃して見せた。

「放牧に出されて体調は戻っていますよ。同世代の比較からも、ダービー馬レイデオロがジャパンCで2着だったので、古馬と遜色のない戦いができると思います。陣営から『あとは輸送。新潟までしか行ったことがない』という声もあったが、角居調教師といえば、シーザリオやヴィクトワールピサで海外GIを勝っている国内屈指の腕達者。心配ないでしょう」(前出・牧野氏)

 相手もしぼられそうだ。

「前走、BCターフを勝ったタリスマニックと3着のハイランドリール。あとは京都大賞典2着のトーセンバジル。藤原英調教師が『ナーバスな馬』と評するように、環境適応能力の点で割り引きました。ただ、ジャパンCを見送っての参戦なのでフレッシュだし、同厩舎のステファノスと帯同できた点も大きい。当日のパドックに注目したいですね」(前出・牧野氏)

 タリスマニックは前走、パドックで馬っ気を出しての勝利で、かつ短期間で2度目の海外遠征となるだけに、メンタル面が気になるところ。こちらもパドックに要注目だ。

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