芸能

大泉洋、面白さは微妙も視聴率は獲れる「お約束キレ芸」の秘密!

 12月1日公開の主演映画「探偵はBARにいる3」の宣伝で、タレントの大泉洋は11月下旬からテレビ各局を行脚し“怒り”まくった。

 まず11月28日放送の「ソノサキ ~知りたい見たいを大追跡!~」(テレビ朝日系)では、MCのバナナマン・設楽統に「昔、大泉さんとケンカしたことある」と、ラジオ番組を通じ罵り合った過去を切り出されると、即座に「ドブヅラ(顔)だと言われた。誰がドブヅラなんだよ!」。このように“オモシロ話”を明かしてはキレるというのが、大泉と番組の“お約束”だ。27日の「しゃべくり007」(日本テレビ系)では、登場するなりこうだ。

「この番組はハラ立つ。スタッフと綿密な打ち合わせをしたのに『誰がゲストかレギュラー出演者は知らないのでこの通りに行きません』と言われた。じゃあ、この打ち合わせは何なんだ!」

 くりぃむしちゅーらレギュラー陣は大爆笑。29日の「ホンマでっか!?TV 大泉洋vs評論家2時間ずっとバッチバチSP」(フジテレビ系)も大泉を茶化しキレさせる構成。「たこ焼きは熱々のまま?少し冷ましてから食べる?」との設問で「冷ましてから」派の大泉に、心理学者の植木理恵氏が「口当たりにこだわっている大泉さんは、たこ焼きを作った人より自分の口の中が大事で、情が浅くて心が狭く共感能力がない人間」と挑発的に解説し「本番前に大泉さんに会った時『まだヒドいことは言われてませんね』と促された。どれだけ自分中心になりたいのか」と裏話まで明かし大泉はムカッ。同日の「TOKIOカケル」(フジ系)でも「大泉洋にとってこれが許せない!!」というテーマで「『大泉洋はイジった方が面白い』と決めつけている出演者やスタッフが許せない」と怒ってみせた。特に一番イラだつのはイジリが本業でもないのに初対面のアナウンサーが「失礼なことを言ってツッコまれるのを待つ」行為だそうだ。

 12月1日の「ダウンタウンなう」(フジ系)の「本音でハシゴ酒」のコーナーでは「大泉洋の好感度は本物か?」というテーマで歴代マネジャーが「まずい弁当が出ると発注したスタッフに説教する」「撮影現場に猫がいると怒る」「北海道出身なのに寒がり」という“本性”を暴露。が、フグやカニを食べ続ける松本人志も浜田雅功に「話がつまらない」「こんなスベッてるゲストはいない」「これじゃ話が広がらない」と言われ大泉が荒れるのだった。

「28日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では『探偵は──』試写会で、共演の北川景子との寝室シーンなどが満載の内容を見た6歳の娘がショックを受けていたと話した大泉は、同じ頃出演した同局の『夜の巷を徘徊する』ではマツコ・デラックス相手にビールを飲みながら、『娘の喜ぶ顔を見るために生きてる』とシミジミ語っていた。キレ芸を封印したトークでもいい味は出せています。でも、地元の札幌で『めんどくせぇな』を連発しつつ率先してアポなしロケ撮影交渉をした11月21日の『火曜サプライズ』(日テレ系)は、今年最高の視聴率14.2%でした。爆発的な笑いではなくても、故大島渚監督さながら『もうすぐ怒るぞ』と思いながら見てしまうので数字が獲れてしまうんじゃないでしょうか」(放送作家)

 前述の「ホンマでっか」も瞬間最高視聴率は、大泉がMCの明石家さんまらに突っ込まれながらオムライスを料理するシーンの12.2%で、最近では最高だったとか。大泉のキレ芸をテレビ局がありがたがる構図は、まだ続きそうだ。

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