結成15年目のとろサーモンが悲願の優勝を果たした「M-1グランプリ2017」(フジテレビ系)。ただ今回の結果については多くの視聴者からブーイングがあがっているという。お笑い系のライターが指摘する。
「とろサーモンはネタでもキャラ的にも好き嫌いが大きく分かれるタイプ。優勝を競った和牛やミキと比べて『一番ツマらなかった』という声も少なくありません。そもそも最終決戦に全体3位で進出した時点で『吉本がヤツらに勝たせたかっただけ』と不満を持った視聴者も多く、出来レース説さえ広まっています。翌日には『めざましテレビ』(フジテレビ)で優勝ネタを生披露しましたが、M-1の4分間から半減された2分間の尺にうまく収めることができず、対応力の低さも気になりました」
そんなとろサーモンに対し、M-1グランプリの放送内に登場したあるコンビ芸人のほうが面白かったという声もあがっているようだ。
「今回のM-1では各スポンサーがオリジナルのCMを投入し、缶チューハイ『ストロングゼロ』のCMには千鳥が出演。定番ネタの『クセがすごい!』や『見ぃ~!』を効果的に織り交ぜ、視聴者からは『CMなのに爆笑した』と大好評でした。実はその千鳥、M-1では6位止まりで最終決戦への進出経験すらないのですが、その実力は折り紙付き。M-1本編に消化不良気味だった視聴者も、千鳥を観て溜飲を下げていたようです」(前出・お笑い系ライター)
このように視聴者には大好評だったオリジナルCM。さっそく来年の放送で楽しみが増えたという視聴者も少なくなかったようだ。
(金田麻有)