1月15日深夜から約半年ぶりに2度目のレギュラー番組復活を果たした、お笑いコンビ・千鳥がMCを務める「NEO決戦バラエティ キングちゃん」(テレビ東京系)。レギュラー放送に先駆け2日深夜に放送された「キングちゃん 新春SP」で、女優・有村架純の姉でグラドルの有村藍里が、過去に傷ついた体験エピソードをドラマチックに披露するコーナー「ドラマチックハートブレイク王」に出演し、反響が広がっている。
ピース・又吉直樹、笑い飯・西田幸治、アンガールズ・田中卓志、ロッチ・中岡創一、ハライチ・岩井勇気、ジャングルポケット・斉藤慎二、阿佐ヶ谷姉妹といった、そうそうたるお笑い芸人と共演する中、有村は強烈な自虐ネタを独特の間と言い回しで披露。同コーナーの王座に輝いたのだ。
「有村は、妹の架純と比べられ、ネット上で何かと売名行為と騒がれたり、容姿を非難されたりすることを気だるいムードでとつとつと語ったんですが、これがさながら、自虐ネタで一世を風靡したお笑いタレント・ヒロシのようでした。控えめにしていれば『暗い』と叩かれ、明るくすれば『情緒不安定』『クスリやってる?』などと非難され、どうすればいいのかわからないと悩む姿や、口元を直したほうがいいとネットに書かれているが、すでに5年かけて歯を6本抜いて矯正し終えた後だからどうにもできないと憤る姿など、どれも“魂の叫び”と言えるものでした。これまでは有村がテレビ出演するとネット上では非難の声が目立ちましたが、この日を境に『有村藍里が芸人以上におもしろい』『有村藍里を好きになった』といった声が続出しています」(テレビ誌ライター)
MCの千鳥ノブからも「藍里ちゃんの居場所はここやったんやね」と褒められた有村。今年は“妹特需”でなく、みずからの力で大ブレイクなるか。