平昌五輪開幕を2月9日に控え、アスリートたちは準備に抜かりがないようだ。スキージャンプの高梨沙羅ももちろんその1人。1月24日に行われた日本選手団の結団式、壮行会に出席し、五輪に向けての意気込みを語った。ところが、高梨の一言がスポーツファンの逆鱗に触れてしまったようなのだ。
「高梨は4年前のソチ五輪を振り返り、『悔しさをバネにして練習してきた。跳ね返してやろうという強い意志がある』と語りました。彼女はソチ五輪で金メダルは確実と言われながら、メダル圏外の4位に終わった。今度こそという想いは強いでしょう。ここまでは問題なかったのですが、この後の一言が注目を集めてしまいました」(スポーツ紙記者)
高梨は平昌五輪で金メダルを取ったら「日本に住んでいるのに日本のことを知らないと思った。(日本一周旅行を)車で1人でできたら」と話した。だが、彼女は1週間ほど前に「愛車が約2000万円ベンツ」だと報じられたばかり。そこでこの発言となれば、「超高級車で優雅に日本一周ですか」「せっかく買った2000万円の車だもんね、そりゃ乗り回したいよね」と批判されるのも仕方ないだろう。
「少し軽率だったかもしれません。ただ彼女は『車をみせびらかしたい』とか『自慢の高級車』という思いはなく、単純に車が好きだから言ったようですね。北海道出身の彼女は大阪より西に行ったことがほとんどなく『西日本に行ってみたい』と目を輝かせていました」(前出・スポーツ紙記者)
今度こそ金メダルを獲得し、気持ちよく日本一周旅行をしてほしいものだ。