元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんが1月末に亡くなっていたことが明らかになったのは2月5日。詳しい死因などは明らかになっていないが、昨年から闘病生活に入っていたという。急な訃報に世間から驚きの声が上がっているのは言うまでもない。同時に有賀さんにまつわる“伝説の誤読”が掘り起こされることになってしまった。
「彼女はかつて『旧中山道』を『いちにちじゅうやまみち』と間違えて読んだとして伝説になっています。その後、女子アナの漢字の読み間違いが起こるたびに、恥ずかしい間違いだとして何度も蒸し返されてきました」(女子アナ評論家)
ところが、彼女が亡くなってすぐに、この伝説が間違いであると元フジテレビアナウンサーで現在フリーアナの山中秀樹がツイッターで明かした。それによると、有賀アナが「きゅうちゅうさん…」と読み間違えそうになったのを司会の上岡龍太郎が見て「どうせ誤読するんなら『いちにちじゅう~』にしなさい」と突っ込まれたというのである。このエピソードが事実として流布してしまったというわけだ。
「『きゅうちゅうさんどう』という読み間違いだったら恥ずかしさも中途半端だったでしょうが、『いちにちじゅうやまみち』となると、突き抜けた感じになって強烈に記憶に残りました。むしろ、上岡さんが作った伝説といってもいいでしょうね。ただ、こんな間違いも許せるほど彼女はキュートだったことは間違いありません」(前出・女子アナ評論家)
今はただご冥福を祈りたい。