優勝候補筆頭と見られながらも4位に終わったソチ五輪から4年。2月12日、高梨沙羅がピョンチャン五輪ジャンプ女子ノーマルヒルで銅メダルを獲得した。
世間の注目も極めて高く、NHKの生中継の視聴率は午後11時台にもかかわらず24.8%を記録(関東地方・ビデオリサーチ調べ)。翌日に行われた会見で彼女は、4年後の北京五輪での金メダル獲得に向けて強い意気込みを語った。日本中の注目を集める高梨だが、競技以外の側面でも新情報が急浮上しているという。高梨について「今回の銅メダル獲得で『いくら儲かるのか』といった話題で持ち切りですよ」と前置きして、テレビ関係者がこう話す。
「日本オリンピック委員会と全日本スキー連盟の報奨金で200万円もらえるだけでなく、スポンサー企業からのボーナスも確実と見られている。テレビ出演も合わせると500万円は堅いでしょうね」
マイナー競技のプレイヤーにとって500万円は大きな収入に違いないが、このテレビ関係者は高梨に関して「実は昔からカネ絡みの話で話題になることが多かったんですよ」と声を潜めて言うとさらにこう明かす。
「数年前の話ですが、北海道に住む彼女の父親が『緊急告知』があるとしてメディア関係者を『取材費』を取った上で呼びつけて、フタを開けてみれば『焼肉店をオープンします』という発表で記者陣を困惑させたということもありました。それから“がめつい”イメージが高梨一家に定着してしまいました」
さらに「オリンピック終了後、彼女本人に“ビジネスでの動き”があると見られているんです」と同関係者。銅メダリスト・高梨とビジネスとは一見結びつかないように思われるが…。
「ズバリ彼女が代表を務める株式会社の設立です。メディア出演に関するマネジメントを独自に行うほか、自身の名を冠したスキー教室や独自ブランドのスキー用具販売も手がけると噂されている。銅メダル獲得でこの動きも加速するのではないでしょうか」(前出・テレビ関係者)
「女社長」としても大ジャンプなるか──。
(白川健一)