一方、艶技開眼の優香に対するのは、事務所後輩の綾瀬はるか(32)だ。こちらも主演映画「今夜、ロマンス劇場で」(ワーナー・ブラザース映画)が、2月10日に公開されると、封切3日間で2.4億円の興行収入トップに躍り出た。
映画は、廃棄処分寸前のモノクロ映画の中から現実世界に飛び出したお姫様と映画助監督の恋愛物語。勝気なプリンセスの綾瀬がシモベの男に見せるドSぶりがまさに適役だ。
「得意のアクションあり、コメディ風あり、『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーンのようなわがままプリンセス役が綾瀬の魅力を最大限に引き出し、ファンにはたまらない作品です。もっとも、今回は王道ラブロマンスだけに、お色気シーンは封印している。とはいえ、そこは綾瀬。激走シーンに挑み、かつて『プリンセス トヨトミ』や『本能寺ホテル』で見せた着衣の乳揺れを映画ラストで炸裂させてくれます」(映画ライター)
初日舞台挨拶では、かなえたい夢について質問されると、
「世界平和です」
と語り、天然ぶりを発揮した綾瀬だが、この映画の撮影舞台裏をスポーツ紙芸能デスクが明かす。
「実は、本人は天然と言われることが好きではないんです。この発言もただの天然ではなく、開催中の平和の祭典・オリンピックもあって本気で語っていたようです。昨秋の主演ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)でも激しい格闘シーンが話題を呼びましたが、本人はアクション演技がお好みで毎日の筋トレを欠かさない。今回のお姫様役では無用かと思っていたのですが、実はお姫様ドレス姿でさっそうと歩くためには、スカートの中で裾を蹴り上げる特別な歩き方をしなければいけないそうなんです。ですから、ただ歩いているだけに見えても、本人なりにかなり努力していた。撮影中、『天然よりも天才と呼ばれたい~』と嘆いていましたが、共演者からは『天才じゃなくて天災だろう』と、笑いを誘っていました」
モノクロ姫でも天然色に変えてしまうのが綾瀬の魅力なのだろう。
そんな、綾瀬がもう一つの“天然”を発揮してくれたのが、2月1日放送の「ぐるぐるナインティナイン」(日テレ系)での一幕だ。
おなかを引き締めるアメリカ式エクササイズに体当たりした綾瀬は、ゴーゴーダンスの要領で腕を大きく振りながら、腰をツイスト。すると、胸を強調させないはずの黒いTシャツの下でF乳が縦横にプルルンと暴れまくる。
この暴走乳を見逃さなかったのは、芸能評論家の織田祐二氏だ。
「正直、この乳振りダンスだけをずっと見ていたいほど癒やされました。左右にプルンプルン揺れるF乳シルエットに他の出演者の目線が釘づけになっていましたね」