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診察室のツボ
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<涙液トラブル>「目がショボショボする、光がまぶしいのは…」
中高年になると目のトラブルを訴える患者が少なくない。そうした中で急増しているのが「涙液トラブル」だ。聞き慣れない人も多いだろうが、これは涙液の不具合が原因で起こる目の不快症状。眼科医が啓発委員会を立ち上げ、アイケアの重要性を訴えているほどな…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<誤嚥性肺炎>「喉の筋力低下は40代から始まっている」
新型コロナウイルス感染症でクローズアップされている「肺炎」。ガン、心疾患に続く日本人の死亡原因の第3位となっているほどだ。中でも近年、注目を浴びているのが、「誤嚥性肺炎」。高齢患者の肺炎の種類を調べたデータでは、80代の約8割、90歳以上の…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<変形性膝関節症>「太腿上げ運動で衝撃を和らげよ」
加齢とともに悩まされる中高年の膝痛原因の大半は「変形性膝関節症」だと言われている。治療法には、消炎鎮痛剤の使用や、肥満の改善、温熱療法、ヒアルロン酸の関節内注射などが用いられるが、これらはあくまで対症療法、根本的な解決策にはなりにくい。「変…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<下肢静脈瘤>「脚の血管が浮き出たらしびれや血栓が…」
最近、脚の重さやだるさを感じたら、太腿やふくらはぎを見てほしい。もし、脚の皮下静脈の血管が太く目立ったり、クモの巣のように血管が透けて見えていたら「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」かもしれない。これは脚の血管が膨れてコブ状になる病気だ…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<小腸内細菌異常増殖症(SIBO)>「食生活が原因でパンパンの『ガス腹』に」
「おなかが張って苦しい」「げっぷが出やすい」といった症状があるのに、胃カメラや内視鏡の検査をしても異常なし。もしかしたら、小腸の細菌が異常に増える「小腸内細菌異常増殖症(SIBO)」かもしれない。聞き慣れない言葉だが、近年、注目されている病…
カテゴリー: 社会
タグ: 小腸内細菌異常増殖症, 田幸和歌子, 納豆, 診察室のツボ, 週刊アサヒ芸能 2020年11/12号, 食生活
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<瞼痙攣>「ドライアイと間違えやすく目が開かなくなる危険も」
最近、瞼がピクピクする。目の使いすぎで起こる瞼の痙攣は、軽視しがちだ。しかし医学的には放置していいものもあるが、重大病が潜んでいる可能性もあるため、その見分け方がポイントとなる。肉体的な疲労や精神的なストレスなどが原因となる「眼瞼(がんけん…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<帯状疱疹>「チクチク、ピリピリで…難聴や味覚障害の危険も」
とかく「帯状疱疹」といえば、過度な疲れやストレスで発症するイメージがある。だが誰でも発症するおそれがある病気だ。特に、50歳以上になると発症率が高く、増加傾向にある。80歳までに、実に約3人に1人が帯状疱疹になると言われているほどだ。帯状疱…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<クモ状血管腫>「腕に赤い斑点が出たら肝機能低下のサイン」
かゆみや痛みを伴わない赤い斑点が腕にあらわれた時、それは「クモ状血管腫」かもしれない。これは、皮膚にあらわれる鮮やかな赤色の、直径針頭大から1センチ程度の小さな斑点のこと。中央の細動脈から多数の細く蛇行した毛細血管が遠心状に広がり、クモの脚…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<梅毒>「赤い斑点が出たら…避妊具の使用は必須」
「梅毒」が急増している。年代別に見ると、男性は40代から60歳以上まで多数いるので、まったく他人事とは言えない。国立感染症研究所のデータによると、1940年代に20万人超の患者数が報告されていたが、ペニシリンの普及により、03年には500人…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<逆流性食道炎>「慢性的な胸やけや胃痛が続く場合は…」
「胸がムカムカする」「みぞおちあたりがキリキリ痛い」──いわゆる「胸やけ」の症状は「逆流性食道炎」の可能性が高い。かつて日本人には少ない病気だったが、近年、急激に増えているという。胃液には胃酸と消化酵素が含まれていて、本来は食べ物を消化した…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<秋バテ>「原因不明の体調不良は自律神経の乱れから」
「夏バテ」ならぬ「秋バテ」をご存じか。一日中眠い、肩凝り・頭痛がする、めまいや立ちくらみがある、やる気が起きない、風邪ではないのに、鼻水や咳が出る‥‥。こういった体の不調を感じたら注意したほうがいい。季節の変わり目のこの時期は、気温差が激し…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<機能性ディスペプシア(FD)>「胃痛や灼熱感でも内視鏡検査で異常なし」
胃がキリキリ痛んだり、すぐに満腹になるので、病院で内視鏡検査をしたところ、まったく「異常なし」。こう言われた人は、近年増えている「機能性ディスペプシア(FD)」かもしれない。聞きなれない病気だが、「ディスペプシア」とは「胃や十二指腸から生じ…
カテゴリー: 社会
タグ: FD, 機能性ディスペプシア, 田幸和歌子, 胃痛, 診察室のツボ, 週刊アサヒ芸能 2020年 9/17号
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<こむら返り>「就寝中に足がつる重大な病が潜むことも」
寝ている時に突然足がつって目が覚めた──そんな場合は「こむら返り」かもしれない。「こむら」とは、ふくらはぎのこと、筋肉が異常に収縮して痙攣を起こすために発症する。就寝中や運動中以外にも、熱中症、寒暖差疲労、冷えなどによる血行不良も「こむら返…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差疲労>「肩凝り、頭痛、目まいは自律神経の乱れが原因」
連日の猛暑で、肩凝りや頭痛に悩まされている人は「寒暖差疲労」かもしれない。これは気温の変化で体の不調が続く症状。最近は、エアコンによる外気温との差が大きいため、自律神経が乱れる人が増え、発症する人が多い。そもそも気温と自律神経の関係は密接な…