ドロ沼ぶりでは「あなたには帰る家がある」(TBS系)のほうがさらに上を行く。
夫・玉木宏とは倦怠期の妻・中谷美紀(42)だが、その夫の不貞行為で夫婦は一気に破局寸前に。その相手となったのが、亭主関白の夫(ユースケ・サンタマリア)に耐える薄幸妻・木村多江(47)だ。
ドラマ関係者が撮影中の木村の様子を明かす。
「日本一の薄幸女優と言われる木村ですが、今回の役柄は、実は肉欲に溺れたサイコパス妻です。本人は、『薄幸以外にもサイコな役もできて楽しい。でも、あんな夫なら結婚しないわよねぇー』なんて言いながらノリノリで撮影に臨んでいます」
第2話では、いきなり、
「幸せですかって聞かれましたが、私、幸せだけど寂しいの」
と、男を籠絡。みごとに男の結婚記念日にベッドインを決めるのだ。
芸能評論家の・佐々木博之氏が絶賛する。
「助けを欲しているような薄幸さが、救いを求めてセックスしてしまう。あの上品な顔を崩さないようにアエギ声を押し殺しながら絶頂に達しそうな淫靡さがいい」
最後は濡れ場“真打ち”寺島しのぶ(45)の登場だ。18日公開の映画「のみとり侍」(東宝)では欲求不満妻という、またとない適役を演じている。
舞台は江戸時代、殿への失言が命取りとなった会計係の侍・阿部寛(53)が「猫ののみとり」稼業に左遷されてしまうという時代劇コメディ。のみとりとは表向きの名称で、その実は、参勤交代などで不在の夫に代わり妻に肉体奉仕するウラ稼業のことだ。
カラダを売る商売を恥じらいながら、町なかで呼び込みをするのみとり侍を最初に呼び込んだ客が、亡き妻に似た寺島となる。
「ホレ、早くおしよ」
部屋に上がるやいきなり侍を布団に押し倒すヤル気マンマン妻。あれよあれよと言う間に男にまたがり、騎乗位ホールド。三こすり半で侍が昇天すると、
「この下手クソ!」
と、不満解消できずに罵詈雑言を投げつけるのだ。
「この言葉で一念発起した阿部は、女遊びの名人・豊川悦司(56)を師匠に性戯を磨き、再び寺島との一戦に臨みます。過去には『愛の流刑地』『ヴァイブレータ』など渾身ファックに何度も体当たりしている寺島だけに見応え十分」(芸能デスク)
2回戦は顔舐め、耳舐め、と指南を受けた侍が勇猛果敢に責めたてる。布団に移動してからは寺島をうつ伏せにすると、足首を持って足舐め、ズルリと襦袢をまくり上げ、あらわとなった丸い尻肉にムチュと吸いつく。
「アレ~」
前回とは様子の違う侍の責めにご満悦と声を荒らげる。よつんばい、仰臥位、くんずほぐれつ体位を入れ替えると、その瞬間、寺島のピンクトップがポロリお目見え!
コメディ劇とはいえ、出すべきは出す女優魂は実にアッパレ!