EXILEのメンバーでダンサーの関口メンディーが6月5日、東京ドームで開催されたプロ野球交流戦の始球式に参加し、球速133キロを記録した。
ナイジェリアと日本のハーフで、6歳から12年間にも及ぶ野球経験アリという関口は、巨人のユニフォームを身にまとい、しなやかな投球フォームからプロ顔負けの高速ストレートをお披露目。その球速が133キロと発表されると、「室伏広治(ハンマー投げ選手)さんが持つ131キロの記録を超えられたので70点です。でも140キロを出したいので、また練習して戻ってきたいですね」などとコメントしている。
「圧巻のゴリゴリボディーを誇る関口ですから、それなりの投球はするだろうというのが世間の予想でしたが、まさか133キロものスピードを記録するとは誰も思わなかったでしょう。ネット上でも『そのまま巨人に入団よろしくです』『あの身体は見かけ倒しじゃなかったんだ』『さすがにすごすぎる』との称賛が飛び交い、多くの方が元球児の関口によるパフォーマンスに驚かされたようです。野球経験者とはいえ、プロではなく、現在はダンサーですからね。とてつもない記録でしょう」(テレビ誌ライター)
だが、始球式における“異業種”の健闘にはさらなる格上がいた。
「かつて2015年に槍投げ選手の村上幸史が記録した横浜スタジアムでの時速144キロというスピードが始球式では最速のようですね。また、非公式ではありますが、村上は本番前のブルペンでのトレーニング時にも時速147キロを記録するなど、関口を上回る怪物伝説が今も語り草となっています。室伏もそうですが、やはり上半身の、とりわけ豪腕を武器に活躍するアスリートは高速を投げられるのでしょうか」(スポーツライター)
133キロを記録した関口も十分驚くべき豪腕であることは間違いない。次の機会では、ぜひ記録更新していただきたいものだ。
(木村慎吾)