2月の五段昇段の際に計画された、将棋の藤井聡太七段の祝賀パーティ「五段、六段、七段の昇段を祝う会」が6月10日に行われた。
この会は、藤井七段の昇段があまりに早いために、五段改め六段、六段改め七段と、会の名目を次々と変えざるを得ず、晴れてこの日、500人以上を集めてにぎにぎしく開催されたのだ。実際、七段に昇段した際には、記念品に配る扇子を六段で発注してしまった後だったために、七段昇格を祝うこの日の会までに作り直すのは間に合わないのではないかとも言われていたという。
「結局、パーティの参列者によると記念の扇子はきちんと『七段』と書かれたものだったそうですから、無事に間に合ったようです。また、前もって送付した招待状には藤井聡太“六段”の昇級・昇段を祝う会とあったのに、会場には“七段”の昇級・昇段を祝う会。パーティ名が変わってしまうなんて普通はありえませんから、改めて出席者を驚嘆、感心させたようですね」(女性誌記者)
この日のために、パンフレットは2度、記念の扇子は1度作り直したのだそうだ。天才・藤井七段のこれまでの活躍を見ていると、これからもこんなエピソードが次々生まれてくる気がしてならない。
(伊藤その子)