初回こそ11.1%と2ケタ視聴率を獲得できたものの、その後は「しっかり見ていても意味がわからない」「セリフが古臭い」「主演の石原さとみの役が下品」「ぷーさん役の峯田和伸がキモイ」などの理由から、1ケタ視聴率のままで苦戦しているドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)。ドロドロした人間関係は野島伸司脚本の特色と言えるが、中でも芳根京子演じる月島ななの母・ルリ子を演じる戸田菜穂の「ビッチぶり」は突出している。
娘のなな(芳根)を、名門華道の流派である月島流の次期家元にするため、千葉雄大演じる新興流派の華道家・宇都宮龍一と肉体関係を持ち、娘が龍一に好意を抱くように仕向け、娘が龍一に惚れたことを知りながらも関係を継続するのだ。8月22日放送の第7話では娘に龍一とベッドにいるところを見られ、8月29日放送の第8話では、小日向文世演じる夫で名門華道の流派である月島流家元・市松から、実は龍一にルリ子と関係を持つよう命じたと明かされたのだ。
「悪女になり切れない頭の悪さが、ルリ子という人物の可愛らしさかもしれません。また、ネット上では『戸田の肉付きのよい二の腕に大人の女の艶気を感じる』『プルルと揺れる戸田の二の腕が非常に好きです』といった意味の、戸田の二の腕に対する“ラブコール”も少なくないようです」(テレビ誌ライター)
かつては松井秀喜との熱愛報道があった戸田も、現在は医師の妻で2人の娘の母。名バイプレーヤーの今後に期待したい。