昨シーズンのプロ野球は巨人の強さばかりが際立っていたが、はたして今年は‥‥。
「史上最速の7月8日のマジック点灯を超え、7月7日以前にマジックが出るのは確実と言われている」(巨人番記者)
逆に、一人負けするのは阪神とか。
「ベイスターズはブランコとか、補強した戦力が暴れる可能性がある。とすると、投打とも弱い阪神が今年以上にひどい成績で終わる可能性は十分にあります。パ・リーグでは、今年優勝した日本ハムも連覇は厳しい」(プロ野球解説者の江本孟紀氏)
日本ハムでは、二軍での調整が続いている斎藤佑樹(24)の引退説も取りざたされている。
「すでにサボリ魔で有名ですが、気持ちもキレてしまっていてオフも趣味のラーメン食べ歩き三昧。小林麻耶(33)との結婚も先送りで、電撃引退してキャスターに転身するのではと球団関係者も注視している」(プロ野球担当記者)
では、鳴り物入りで日本ハムに入団した花巻東高の大谷翔平(18)はどうか。
プロ野球の取材経験も豊富なノンフィクション作家の織田淳太郎氏が語る。
「打者と投手の二刀流が通用したのは川上哲治まで。大谷のような逸材をみすみす潰してしまう。大谷のライバルの阪神・藤浪晋太郎(18)のほうが大成する」
昨年フィギュアスケート全日本選手権で復活を果たした浅田真央(22)に注目が集まる。スポーツ紙記者が話す。
「浅田の成長は、トリプルアクセルを封印しても優勝できる実力を備えたこと。3月にはカナダで世界選手権がありますが、キム・ヨナ(22)は出場する予定はなく、浅田は間違いなく優勝でしょう」
男子では、ベテラン高橋大輔(26)の健闘も目につくが、
「すでに昨年の全日本フィギュアで優勝した羽生結弦(18)の時代に変わるでしょう」(スポーツ紙記者)
2人ともソチ五輪に向けて着々と準備態勢を作っているというのだ。
一方、W杯出場に向けて期待が膨らむザックジャパンはというと、
「日本は予選B組ではずば抜けた存在。本田圭佑(26)、香川真司(23)は調子がよく、不安材料がない。3月にW杯予選のヨルダン戦がありますが、そこでW杯出場を決めそうです」(サッカー関係者)
また、フットサル日本代表で活躍したカズこと三浦知良(45)には、一部報道で横浜FC香港にレンタル移籍すると言われているが、
「カズはシンガポールのクラブチームも獲得に乗り出していて、日本と生活環境の近い場所として選ぶ可能性も捨て切れない」(シンガポールのサッカー関係者)
昨年、白鵬(27)のライバル日馬富士(28)が2場所連続全勝優勝を成し遂げ、東西の両横綱がそろった大相撲はやや人気を取り戻しつつある。
相撲ジャーナリストの中沢潔氏が言う。
「全盛時の力こそなくなりましたが、今年も白鵬が2~3回優勝するでしょう。白鵬に対抗できるのは日馬富士しかいません。相撲人気が盛り上がるかどうかは稀勢の里(26)しだいです。一度、優勝すれば自信をつけて次の場所にも臨めるでしょう」
さて、米国ツアー参戦のシード権を得て渡米する石川遼(21)は、はたして結果を出せるのだろうか。
ゴルフジャーナリストの菅野徳雄氏が言う。
「石川は来年のシード権を獲得するなんてレベルの低いところに目標を設定していては結果はついてきません。まず、1勝をあげることを考えるべきです。その点、昨年の賞金王・藤田寛之(43)はスイングのテンポが変わらない。今年も安定した成績を残すでしょうね。女子では宮里藍(27)が結果を残しそうです」
スポーツ界でもベテランの活躍が注目を集めそうだ。