11月27日放送の「中学聖日記」(TBS系)第8話が集中砲火を浴びているようだ。
この日の放送では、ヒロイン・末永聖(有村架純)がみずから3年前に当時の教え子だった黒岩晶(岡田健史)と起こした騒動を、現在の職場である小学校のPTAおよび同僚教師に明かした。そして、さらに交際を始めたばかりだった同僚教師の野上一樹(渡辺大)からのプロポーズをあっさり断り、高校3年生になった黒岩を追いかけ、山江島に向かうフェリーに飛び乗り2人は見つめ合うという、「愛の逃避行」を感じさせる終わり方をしたからだ。
これにはネット上で「聖があまりにもクズすぎる」「高校生の黒岩君に過去を切り捨てようとしていると指摘された直後に、自分の不祥事をPTAと教員仲間に暴露するなんて、自分が楽になりたいだけで周囲の人全員を不幸に陥れる卑劣な行為。聖は道徳から勉強し直すべき」「第6話から第8話までの内容はすべてムダ話だったってことにされた。時間を返せ!」「ドラマのキャッチコピーは“教師としてあるまじき、純愛”だけど、有村架純が演じているのは“教師としてあるまじき、クズ人間”」など、非難の声が噴出している。
「この日の放送はこれまでの自己最高視聴率7.5%を獲得しましたが、言ってしまえば『たった7.5%』と言える芳しくない数字です。中3の教え子にたった1学期の間だけで職務を忘れるほどの恋心を抱き、勤務していた中学校をクビになる女教師がヒロインでは、ドラマ視聴を支える女性から共感されないことは制作側もわかっていたことでしょう。それにしても有村演じる末永先生は、あまりにも軽率で意思が弱く“メス感”が強すぎるのではないでしょうか。原作漫画では、ヒロインがそう見えないように時間をかけ、心理描写を丁寧に描いていますが、ドラマでの末永聖はあまりに理性と知性が感じられず『どうして教師になったんだ?』と突っ込まずにはいられません」(テレビ誌ライター)
大きな批判の声があがっているということは、それだけ注目されているということなのかもしれないが…。