東京都港区のおしゃれタウン、南青山で沸き上がっている“児童相談所反対問題”。港区が「子ども家庭総合支援センター」の建設計画を発表すると、地元住民が〈青山のブランド価値が下がる〉などと猛反対していることは、各種の報道で広く伝わっているところだ。
「この一件を巡っては高須院長やフィフィ、乙武洋匡やカンニング竹山ら、数多くの著名人がコメントを寄せており、そのほとんどが建設に反対する地元民への批判となっています。それらのコメントは多くの賛同を得ているものの、公平を期すためには実際に南青山に住んでいる著名人からもコメントが欲しいところ。実はすぐ近くのマンションでも建て替えを巡る騒動が沸き起こっており、そこには大物コピーライターなどの著名人が何人も住んでいます。しかし彼らは自分たちが巻き込まれている建て替え騒動で手一杯なのか、今回の児童相談所問題については口を閉ざしているようです」(芸能記者)
南青山にはエイベックスやスペースクラフトなど20社以上の芸能事務所も居を構えている。とはいえ職場と自宅ではまったく意味が異なり、それらの事務所にコメントを求めるのは無意味だろう。その一方で、元地元民としてコメントが期待されている歌姫もいるというのだ。
「南青山6丁目に“要塞”とまで言われた豪邸ビルを構えていた浜崎あゆみです。昨年5月にはその自宅を売却したと報じられましたが、それまでは実際に住んでいた“南青山住民”でした。ビルの購入時には本名の《濱崎歩》が記載された登記簿もリークされており、まさに個人宅だったのです。その旧浜崎宅は問題の児童相談所建設予定地から300mほど、徒歩4分という至近距離。それゆえ浜崎なら『元地元民』として、正直な感想を語ることができるのではないでしょうか」(前出・芸能記者)
なお、地下にスタジオまで併設していたという浜崎の豪邸ビルは現在、完全に取り壊されている。さすがに児童相談所を建てられるほどの広い敷地ではないものの、個人宅とは思えない規模には驚くに違いないだろう。
(金田麻有)