例年になく熱気を帯びたプロ野球のキャンプが大詰めを迎えた。盛り上げているのは「ビッグ4」と呼ばれるドラフト1位の高卒ルーキーたちだ。だが、それぞれに重大な欠陥があったのである。
中日の2軍がキャンプを張る沖縄・読谷では、1月下旬の自主トレで右足ふくらはぎに肉離れを起こし、2軍スタートとなったスーパールーキー・根尾昂が注目を集めている。
とはいえ、足の回復は予定以上に遅れ、すでに開幕1軍は絶望的だ。そして、それ以上に不安を募らせる重大欠陥疑惑までが浮上していた。球界関係者が明かす。
「足のケガを考慮して根尾は別メニューとなり、至近距離でのスナップスロー練習を連日行っていますが、何球かに1球、とんでもない悪送球をするんです。突拍子もないボールで、至近距離からなのに加減ができない。『これ、ひょっとしたらイップスかもな』と、何人かのチーム関係者がつぶやいています」
人気で根尾に負けていない日ハムの吉田輝星にもまた深刻な欠陥が発覚した。
指摘するのは某球団の“007”である。
「指にかかったボールは10球に1球くらいしかない。確かにそれは一級品で下半身もどっしりしているのですが、プロでは最低半分はそういうボールが来ないと通用しない。変化球のコントロールもない。栗山監督のことだから、話題作りも含めて、ピッチャーが足りなくなる6月の交流戦あたりで、ポンと先発チャンスを与えるかもしれませんが、1年を通じてマークする選手じゃない」
2月26日発売の週刊アサヒ芸能3月7日号ではドラ1新人の「さらに衝撃的な欠陥」を詳報している。