2018-2019フィギュアスケート世界選手権女子シングルは、平昌五輪金メダリストであるロシアのアリーナ・ザギトワ選手の優勝で幕を閉じた。シーズン後半はGPファイナルと欧州選手権で2位、ロシア選手権で5位と、優勝から遠ざかっていただけに、喜びもひとしおだったといえよう。
そんなザギトワ選手にメッセージを送り、励ましていた美女がいた。2006年トリノ五輪でのアイスダンスで金メダルを獲得した、女性フィギュアスケート選手で、現在はプロスケーターのロシアのタチアナ・ナフカだ。
「ナフカは3月中旬、ザギトワ選手が世界選手権で優勝するためにはどうすればいいかを記者から問われ、『心理的に解放される必要がある』と語っていました。ザギトワ選手にのしかかっているプレッシャーを見抜いていたのでしょう」(スポーツライター)
ナフカは、追いかけられる者のプレッシャーを脱ぎ捨て、女王としての束縛から逃れることが大切だと分析。結果はみごとに優勝となったが、ナフカの分析どおり、ザギトワ選手がプレッシャーをうまく克服することができていたのかもしれない。
現在、まだ16歳のザギトワ選手。フィギュア選手としてさらに磨かれるだろうその存在は、これまで以上に日本女子選手の驚異となるに違いない。
(芝公子)