来年1月5日放送開始の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)に染谷将太演じる織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)役で出演予定だった沢尻エリカ容疑者。11月21日にNHKは代役として川口春奈を起用することを発表したが、その直前までは、別の5人が代役として候補に挙がっていたという。
11月20日発売の「スポーツニッポン」によると、代役候補は、蒼井優、内山理名、貫地谷しほり、広末涼子、満島ひかりの5名に絞られていたそうだ。同時にネット上では「誰が沢尻容疑者の代役を演じたらいいか」が大きな話題にもなっていた。
「収録は6月から始まり、すでに10数話分が収録済みでした。代役女優にはすぐ収録に入ってもらわなければ間に合わないことから、時代劇経験者が選ばれるということもあり、ネット上にはスポニチが挙げた5名中、特に蒼井と貫地谷を推す声が大きかったようです。沢尻容疑者が演じる予定だった濃姫は、光秀の婚約者だったはずが政略結婚で敵方だった信長の妻になるという悲恋のヒロイン。信長を惹きつけ信用を得、胸の奥では万一のことがあれば信長の息の根を止めることも辞さない強さを隠し持つキャラですから、妖艶さと強さが伝わる女優でなければなりません。蒼井と貫地谷なら“妖艶さと強さ”を確実に演じられますが、『麒麟がくる』でもっともヒロインと呼ぶにふさわしい戦災孤児の駒を演じるのが門脇麦のため、庶民と姫との差をわかりやすくするためには、蒼井より貫地谷のほうがふさわしいと思っていました」(テレビ誌ライター)
スポ二チが挙げた5人のほかにも、ネット上では栗山千明や橋本愛、井上真央や「全裸監督」で一躍有名女優になった森田望智など、多くの名前が挙がったが、ふたを開けてみれば、そうした予想はことごとくはずれ、川口に決まったわけだ。が、確かに川口にも十分あると言える「妖艶さ」「強さ」を発揮して、代役であることなど忘れさせてしまうような演技を見せてほしいところだ。