昨年12月の舞台出演で芸能界復帰を果たした酒井法子(42)。一時は中国での活動もささやかれたが、なぜか9月にスピリチュアル本を発売するという。彼女の身に何が起きているのか。
9月に出版予定なのが「ウィリアム・レーネンさんから学んだ『つらい過去』を手放す方法」(主婦の友社)。タイトルに、のりピーの名前は登場しないが、レーネン氏とのりピーが人生について縦横無尽に語り合う内容だという。
酒井に近い芸能関係者が言う。
「レーネン氏は、ハワイ在住のカリスマ・スピリチュアルカウンセラー。今回の企画は、これまで交流のない人物とのコラボレーションを希望する中で、スタッフから見せられた複数の人物の写真の中から、のりピーの写真にすごい霊気を感じ、逆指名のオファーを出したそうです」
くしくも09年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、昨年12月に時代劇の舞台で芸能界復帰を果たしたものの、本格的な芸能活動はいまだ再開できないまま。まさに、“つらい過去”を語るには、最適な人選ではないか。
芸能ライターが語る。
「のりピー自身も、過去を捨てて今を生きるというテーマに共鳴したそうで、過去を引きずらず、今を完全に生きることで、輝かしい未来を創造するという意見に納得したとか。関係者にも『初めて過去としっかり向き合うことができたと思う』と話しているそうです。一方のレーネン氏も『酒井さんの一連の経験は全て宇宙の計画であり、酒井さんだからこそそれを乗り越え、多くの人にポジティブな影響を与える』と言っているそうですが(笑)。しかも、のりピーに対し『彼女は世界で活躍できるチャンスがある。ドラマ(星の金貨)で演じた手話も歌も言葉を超えたのだから、火星でも通じるはず。ぜひ火星に行きなさい!』と進言までしている。それに対して、のりピーも『楽しみです!』とノリノリだったそうです(笑)」
火星行きの話はともかく、そもそものりピー自身も逮捕前、元夫の影響でサーフィンにハマり、ハワイのロコなライフスタイルやスピリチュアルにも傾倒していた時期もあったとか。
しかし、依然として芸能界の本格復帰の道のりは厳しいと言わざるをえない。
「地上波への復帰はスポンサーへの印象が悪いため『あと2年はかかる』と、あるキー局のプロデューサーは話していました。しかし、今回のスピリチュアル本で過去を洗いざらい告白して清算できれば、主婦層から共感を得て、一気に本格復帰の道も開けると見ているようです」(前出・芸能ライター)
まさに芸能界復帰が厳しいのりピーにとって、唐突なスピリチュアル本出版は、“マンモスうれピー”ハプニングだったようだ。