12月26日に一部生放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)にて、同番組から生まれた新人アイドルグループの「豆柴の大群」に、候補生だったカエデが新たに加入されることが発表された。そのカエデには、スタジオゲストだった指原莉乃によってアイドルへの道を断たれた過去があったというのだ。
カエデは最終オーディションを兼ねた沖縄合宿の最終日に、プロデューサーのクロちゃんから脱落を言い渡されることに。カエデのことを「本当に好きになっちゃったから落としました」という私情によるものだった。しかしそのいきさつが番組内で暴露され、生放送では所属事務所WACKの渡辺淳之介代表が「カエデも豆柴の大群に必要だなと思って」と新規加入を提案。メンバーも笑顔と涙で受け入れ、アイドルになりたかったという夢が実現することとなった。
生放送に先立ち番組では、カエデがクロちゃんとデートした場面を放送。最後は交際の申し込むクロちゃんに「ごめんなさい」と断り、アイドルへの夢を追いかけ続けると宣言していた。そんなカエデの姿に指原は「本当にいい子なんだなあ」と他人事のような感想を漏らしていたが、ここでアイドル誌のライターが指摘する。
「かつて札幌のローカルグループで活動していたカエデは、上京後の18年春に坂道合同オーディションを受けたものの、さすがに3400倍を勝ち抜くのは無理だったようです。その後、指原がプロデュースする『=LOVE』の姉妹グループオーディション(現・≠ME)に応募し、約100人の最終候補者に選ばれてSHOWROOM審査に進出。アイドル好きからは《37番は当確だな!》と高評価されていました。指原自身も『わたしもこっそりショールーム見てた』とツイートしており、カエデのことを認識していたはずです。しかしカエデは最終審査で落選し、アイドルへの道を断たれていたのです。自らがプロデューサーとして不合格にしたカエデを見て、指原はどのような気持ちだったのでしょうか」
何回もの挫折を乗り越え、いまやWACKの所属アイドルとなったカエデ。今後はフェスなどで「≠ME」と共演する機会もあるはずだ。そこでカエデと指原が言葉を交わすことはあるのか。ファンならずとも気になるところだろう。(金田麻有)