お笑いコンビ極楽とんぼの加藤浩次が、所属していた吉本興業に盾突いて“加藤の乱”を起こしたのは、昨年夏。「幹部が変わらなければ辞める!」と最初こそ威勢はよかったが、すぐにグズグズの状態となり、気付けば切ったタンカを忘れて大変身。10月1日付けで吉本とエージェント契約を結んだことを打ち明けた。
そんな、あまりに素早い変節ぶりをおちょくったのが、極楽とんぼの相方、山本圭壱だ。
「1月4日放送のラジオ番組『オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』で山本は、加藤が吉本とエージェント契約を結んでから、様子が一変したと報告。一国一城の主となって接待を受ける強い立場になったはずが、どっこい真逆になったことを説明したんです。ウィンウィンどころか吉本に『ヘーヘー、ペコペコ』する平身低頭状態に激変したといい、加藤の年賀状についても『めちゃめちゃ書いてたもんまわりに。“エージェント契約になりまして、すみません。今まで通りお願いします!”って』と暴露したんです」(夕刊紙記者)
加藤といえば昨春、自身の引退について「レギュラー0本、単発のTV番組出演が半年ない状態で引退を決断する」と明言していたが、まさかその言葉から1年経たないうちに自身を取り巻く状況が一変するとは思っていなかったはず。
「吉本の看板をカサにかなり強気な発言をし、格好つけのあまり事務所に反旗を翻した不満分子の筆頭ですからね。吉本の覚えがいいはずもなく、今となっては番組低視聴率の戦犯を理由に帯番組『スッキリ』(日本テレビ系)のMCを降板させられてもおかしくない立場。加藤にすれば、今は藁をも掴む気分なのでは。年賀状1枚でクビがつながるのであれば、いくらだって書きまくるに違いありません」(芸能ライター)
年賀状ぽっちで事態が好転するのか、はなはだ疑問ではある。(塩勢知央)