競馬界に空前の大フィーバーを巻き起こしている「美しすぎる騎手」。スポーツ紙などで連日、その言動が報道されているミカエル・ミシェル(24)=フランス=である。
地方競馬で騎乗するために1月24日に来日するや、翌日の記者会見ではなんと、膝上20cmというミニのタイトスカート姿で美脚を披露。取材陣は大歓喜した。
3月31日までの約2カ月、地方競馬での短期免許を取得。1月27日の川崎競馬からスタートした。地方初勝利をあげたのは、開催3日目の1月29日、最終レースだったが、
「この日は交流GI・川崎記念が行われましたが、ミシェル効果で、入場数は川崎記念当日の過去10年間で最多の1万433人。川崎記念施行日の1日あたりの売得金(馬券発売金から返還金を引いた金額)も26億5400万円と、新記録を更新したのです。その大フィーバーを見て、他の競馬場が『ウチにも来て』となっています」(地方競馬関係者)
26億円超を生み出すスターを争奪せんと、欲望が渦巻いているのだ。
「ミシェルはフランスで通算1446戦114勝。18年に72勝してリーディング12位となり、フランス女性騎手の年間最多勝を記録しています」(競馬ライター)
日本で騎乗するにあたり、
「日本競馬の情報はC・ルメール(40)から仕入れており、フランスではルメールが習っていた日本語家庭教師のレッスンを受けていました」(前出・地方競馬関係者)
ミシェルの最終目標はJRAの通年騎乗免許の取得にある。昨秋、ジャパンカップ観戦で来日した際、「2年ぐらいあれば(JRA通年騎手免許受験の)準備は整うのではないでしょうか」と見通しを語っており、来年にはトライするつもりなのだろう。先の「日本情報+家庭教師から日本語習得」も、そのためのもの。ルメールとの「合体」で着々と歩を進めているのだが…。
ミシェル・フィーバーにあやかる欲望と、日本本格参戦の野望。美しすぎる狂騒曲の舞台裏は、2月10日発売の「週刊アサヒ芸能」2月20日号に詳報されている。