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奥大介「オカルト女優妻も逃げ出した“ドーピングDV”」

 元サッカー日本代表の奥大介(37)が恐喝容疑で逮捕された。脅した相手はなんと妻。奥が家庭内で行った壮絶な暴力と、奇行が明らかになった。

 奥はオカルト女優として人気を集めた佐伯日菜子(36)と02年に結婚、2人の女児にも恵まれた。表面上は「おしどり夫婦」と思われていたのだが、今月4日、奥が佐伯に、

「今からお前を殺しにいく」

 と電話をかけたことが、逮捕のきっかけとなった。社会部記者が語る。

「佐伯は弁護士と相談し、DVの録音テープや自身のケガの診断書などを警察に提出しました。事態を重く見た神奈川県警戸塚署は6日、奥の出身地である尼崎で逮捕したのです」

 奥はジュビロ磐田の中心選手として活躍。98年から日本代表に選ばれ国際Aマッチ26試合に出場した。07年に横浜FCに移籍をするがケガに苦しみ、引退。指導者に転身したもののうまくいかず、最近では無職に近い状況だった。ある芸能関係者が語る。

「親戚のお好み焼き屋を手伝っていたようです。家にいる時は、朝起きていきなり酒を飲んでは佐伯を罵り、酔い潰れてしまうことが多かったようです。寝ながらベッドで失禁するという廃人のような生活だったとも。そうした日々に佐伯は疲れきっていました」

 奥は結婚前から、佐伯の「男関係」に異様な疑惑を抱いていたという。新婚当時、選手として絶頂期だった奥が、自分の後輩を自宅に招き、新妻の佐伯が食事を提供すると、みずから招いた後輩の目の前で佐伯の髪の毛をつかみ、

「何で俺の後輩に色目使ってんだ!」

 と、突然わめき散らしていたというのだ。前出・芸能関係者が語る。

「結婚前に佐伯が映画で濡れ場を演じたことが奥には引っ掛かっていたようです。ことあるごとに、そのことを持ち出しては佐伯を口汚く罵り、時には手を出していたようです」

 最近では暴力性に拍車がかかり、佐伯の仕事先まで電話をかけてきて、一日中、こうまくしたてていたという。

「お前は子供のことを何も考えていない。家庭を犠牲にして好きなことをやりやがって。今、俺は仕事がないから、体を売ってでも働け」

 凶暴化した奥の精神状態の背景にドーピングの存在を指摘するのは、あるサッカー関係者だ。

「30歳前後に、筋力が衰えて思うようにプレーができなくなってきた時、強めの筋力増強剤を使ったとも聞いた。海外で流通する強力なサプリメントのようです」

 94年に起こった横浜中華街ボディビルダー殺人事件、07年に米国のプロレスラー、クリス・ベノワによる妻子殺害後の自殺など、筋肉増強剤にまつわる事件は国内外で起こっている。ドーピングに詳しい内科医、国際武道大学の高橋正人氏が解説する。

「筋肉増強剤のうちアンドロゲン・アナボリックステロイドなどでは、人によってはさまざまな精神神経系の副作用に悩むケースがあり深刻です。海外でサプリとして販売され、それが日本に入ってくることはあります。普通のうつ状態なら抗うつ剤を使用できますが、増強剤を原因としたうつ症状は時々、爆発的な状態になることもあります」

 女優として映画「らせん」では貞子を演じ、観たものを震え上がらせた佐伯。しかし、“ドーピングDV”の前には離婚へと逃げ出さざるをえなかったようだ。

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