今年、桑田真澄氏の巨人入閣が発表されて世間をアッと言わせたが、これはホークスの先例に刺激を受けたからではないかと推論を述べる人がいた。阪神タイガースにも籍を置いていた元プロ野球選手、池田親興氏のYouTubeチャンネル「たかほー 池田親興のちかチャンネル!」の投稿動画(1月15日)に出演した、ミスタータイガース・掛布雅之氏だ。
現在、原巨人には、宮本和知投手チーフコーチがおり、ファームの投手コーチを務めていた杉内俊哉氏も今年から一軍の投手コーチに就任することから、少々投手コーチが多いのでは?…といった疑問を口にする方もいるようだが、掛布氏は、両コーチとも左腕で、桑田氏のように右腕のコーチも必要と原監督は考えたのではないか…と推察した上で、「ホークスの小久保ヘッドに刺激された部分もあるんじゃない? そう思わない?」と池田氏に同意を求めた。
昨年12月3日、小久保裕紀氏の福岡ソフトバンクホークス一軍ヘッドコーチ就任が発表された。小久保氏はホークスや巨人で活躍、引退後には2013年から17年まで日本代表監督も務め、15年の「第1回世界野球プレミア12」では日本代表を3位の銅メダルに導いており、工藤公康監督の後任とも目されている。
「あの圧倒的な強さを見せて後半のペナントレースを獲り、セ・リーグの覇者、巨人を完膚なきまでの4連敗にして、それでこのチームをテコ入れしてるんだよ」と力強く語った掛布氏。確かに、「V4」を飾ったホークスでさえ、ヘッドコーチ交代の変革を見せているのである。桑田氏1人の入閣でゴチャゴチャ言っているようでは、ホークス首脳陣に笑われてしまうのでは…!?(ユーチューブライター・所ひで)