女優の寺島しのぶ(48)の「ぶっちゃけキャラ」が波紋を呼んでいる。今やご意見番の松本人志にも「炎上しそう」と心配されるほど。その裏には、ステージママとして、長男を梨園でブレイクさせる皮算用があるというのだが‥‥。
寺島の過激発言が飛び出したのは、1月24日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)。ダウンタウンの松本人志がメインコメンテーターを務める番組に、単身乗り込んだ寺島は、かつて松本と映画「R100」で共演した間柄。次々とオフレコトークが飛び出した。
「番組内では、映画出演時に、ボンデージ衣装から乳首が飛び出したことを暴露。その理由を『当時授乳中で、衣装合わせの時に細身の衣装だったので、監督に替えてもらったんですよ』とぶっちゃけると、松本は『暴れまくるシーンやったんですけど、正直、若干乳首が見えていたので、それもCGで消しました』と説明。これには寺島も『見えていたんじゃないの。出ちゃったんです』と女優魂を炸裂。他にも濡れ場を断る女優に対して、『そこで断ることはないですよね。そこで断る人っているんですか』と突っ込むなど、松ちゃんもタジタジになっていた」(テレビ誌記者)
寺島といえば、03年の映画「赤目四十八瀧心中未遂」や10年の「キャタピラー」で惜しげもなくヌードを披露する本格派女優として評価も高い。一方で、父親が七代目尾上菊五郎、母親が富司純子という歌舞伎界の名門にありながら、しきたり上、歌舞伎役者になることは叶わなかった。そんな経緯から、女優として活躍することを決めただけに、プロ意識が低いタレントには手厳しいことで有名だ。
それにしてもなぜ、寺島が番宣なしにもかかわらず、「ワイドナショー」に出演したのか。その理由は、寺島の目下の目標である長男・寺嶋眞秀くんの梨園入りにある、ともっぱらだ。
「番組では出演理由を『寺島のマネージャーが番組のファンだった』と話していたが、実際は事情がかなり違う。実は寺島と松本のコネクションをアピールするのが狙い。というのも、眞秀くんの父親はフランス人。梨園入りは問題ないですが、ハーフの歌舞伎役者が誕生するだけに、一部にはアンチがいるんです。そこで寺島は、プライベートでも親しい市川海老蔵などと結託して、梨園からの雑音を封じた。さらには、芸能界での活躍を母親の寺島が全面バックアップしていくために、大物の松ちゃんとの関係をアピールしたかったんです」(放送作家)
愛する長男のためにも一肌脱いだ寺島。母は強しといったところか。