綾瀬はるかと高畑充希。実は両者の周辺に聞き取りをすると、何やら「ドM素顔」が浮き彫りになったのである。
現在公開中の映画「奥様は、取り扱い注意」(東宝)で主演を務める綾瀬は、同作のロケにおいて壮絶な女優魂を見せつけていた。
映画関係者が語る。
「作中、彼女とロシア諜報員の大男によるバトルシーンがあるのですが、この大男を演じる俳優のセルゲイ・ヴラソフは実際に従軍歴を持つホンモノの元軍人です。彼は演技でも手加減することがなく、綾瀬と『本気の殴打』で応酬しあいました。綾瀬にとっては極限のボディ酷使。バトルシーンの収録で、全身に激しい打撃を受けっぱなしとなった。苦悶の表情を浮かべ、痛みを口をすることも一度や二度ではなく、壮絶な現場となりました。収録後は全身がパンパンに腫れ上がり、スタッフからアイシングを受けていました」
激しい痛みを伴っても、こうして仕上がったバトルシーンの出来栄えに本人は大満足だったという。
「映像をチェックした彼女は、抜群のリアリティを出せたことに狂喜して、満身創痍の身体で大男とハイタッチを交わすなど喜びを爆発させていました。綾瀬史上ナンバーワンのアクションシーンが誕生した瞬間です」(前出・映画関係者)
痛みを悦楽に昇華させるとは、高等テクニックである。
対する高畑も相当なもので─。2人の「ドM素顔くらべ」の全貌を4月6日発売の「アサヒ芸能」4月15日号で詳しくレポートしている。