パチンコ漫画家ドンキホーテ谷村ひとしの、パチンコでしっかり勝つコツを出し惜しみせず、皆さんに大公開していく連載。今回取り上げるのも、とんでもない大ヒットで超人気のCRぱちんこ仮面ライダーV3です。
会社帰りに行き当たりバッタリの空き台で粘る“運試し”のような不安定なパチンコとサヨナラする第一歩です。会社帰りに釘を見て“回る台がスグ当たるワケじゃない”のは、長いパチンコ人生で、皆さんも、とっくにお気づきのことと思います。特に確変連チャン即ヤメ台なら、ためらわず座って打ってみます。
ただし、1台に1万も2万も大金を会社帰りに突っ込むスタイルの方は、トータルで収支はきっとヒドイことになってしまっているはずです。たまに爆発しても“焼け石に水”ってことも珍しくありません。パチンコ・バブルの90~00年の頃のように、パチンコは粘っても粘りがいのある台が減りました。そんな中、V3は、当時の大工の源さんや黄門ちゃまによく似た出方をするので人気です。
630~810回転ハマリからの生き返りが圧倒的に多く、お座り一発狙いにはもってこいのV3です。1人で500~1000回と回すのではなく、ピンポイントで座って1000~3000円で大当たりさせるのがお座り一発です。
「そんなにうまく当たらないよ!」とおっしゃる方!あなたがハマっている時、隣の空き台に座った人が、いきなり大当たりするのを過去に何度も体験された人も多いと思います。ご自身も1回や2回は、座ってすぐ当たったこともきっとあるはずです。
今のパチンコは、たかだか会社帰りに1万円粘って150回前後回したからといって何とか当たるというものではありません。いい台を探して打てば、ポロリ1回転でも当たるのがパチンコの完全確率一発抽選方式なのです。粘ってる人の横で、お座り一発を決める快感を覚えてしまったら、バカバカしくてパチンコに大金を突っ込むなんて、できなくなってしまいます。
V3のオスイチ(お座り一発)の目安は前回お話ししたので、今回はみごとオスイチが決まって、ハリケーンモード(ST84回転)に突入してからの打ち方を紹介します。
◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレイク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6000万円突破。20万人以上の会員を擁する携帯サイト「谷村パチンコランド」公開中。
*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。