馬券名人がしのぎを削る「競馬場の達人」では、バナナマン・設楽統(40)が、120万円の配当で“帯封ゲット”に成功している。
「3連単で24万馬券を500円購入し、番組史上最高額の配当金になりました。他にもキャスターの草野仁さん(69)が2度目の出演で100万円。見栄晴さん(47)も2レース連続10万馬券を的中し、番組を盛り上げていただきました」(黒木氏)
とはいえ、勝負は全てガチンコなだけに、完敗の収録となることもある。
「昨年は3人の達人が全敗となりました。8年ぶり出演の間寛平さん(64)は過去2度ともマイナス収支ながら新馬券哲学を仕込んだというリベンジ戦でしたが、結局は新しいギャグが飛び出しただけで‥‥」(黒木氏)
当日はマイナス12万円と真っ赤に炎上したが、その後、11月のGIジャパンカップダートでは3連単2万4000円を取り返したという。
札束乱舞は何も有名人だけの特権ではあるまい。最後は今年2度目のWIN5的中で1000万超えを果たし、目下、ノリにノッているじゃいに万馬券指南を仰ぐことにしよう。
「3連単で帯封ゲットするには単純に点数をしぼって厚く買うことが求められます。例えば全12Rを500円ずつ勝負しても全勝することはまず難しい。それならまとめて6000円を1Rで勝負したほうが当たった時がデカくなる。3連単は『この馬が来るかも』とどうしても買い目が増えてしまいがちですが、競馬では『かも』買いは厳禁です。もちろん、軸馬が穴馬ならば相手は逆にマルチ総流しすれば100円単位で100万馬券も取れる場合もあるが、3連単の軸1頭から100点買いを半分にしぼれば1点当たり200円、さらに半分の25点にしぼれば400円と増えることになり、当たりも大きくなる。最後は“捨てる勇気”が必要なんです」
確かに「見切り千両」とはよく言ったもの。馬券名人の予想術を学べば、万年おけらから卒業できるかもしれない!?