2月8日【土】~13日【木】の「関東地区選手権」は、高配当一発、地元東京の福島勇樹を狙いたい。その理由は2点あり、まず第1点は今回の舞台・平和島が断然得意なことだ。最近3年間にも計109走して1着42本、2着27本、2連対率63.3%の好成績を残してきた。これは狙い撃ちに値する立派な航跡だろう。
そして第2の理由は、配当が信じられないほど高かったことである。実は1月3日、平和島では今年の幕開け初戦第1Rに「新春特別選抜」という番組が組まれた。中野次郎、飯山泰らオールA1級の組み合わせだったが、この時も福島は5コースから鮮やかなまくり差しを決め、2連単7110円、3連単2万5440円の大穴をあけた。
さらに、昨年8月に行われた平和島お盆開催を思い出す。あの時、福島は初日から4連勝を飾り、3日目こそ着外に消えたものの、4日目から再び5連勝の快進撃を見せて優勝ゴールを駆け抜けた。10戦9勝、着外1本。イン逃げ一気に一人旅で終わった優勝戦の配当が、2着・一瀬明、3着・尾形栄治で3連単1万920円をつけた。
平和島での平均タイミングはコンマ13。今回の地区選手権でも必ず電撃スタートを決め、波乱の主役に躍り出るだろう。
なお、福島の次走は2月23日~26日の「江戸川一般戦」となっている。
◆ボートレース評論家・水上 周
◆アサヒ芸能2/4発売(2/13号)より