スポーツ

疾風!ボートレース「“整備力”抜群の吉村正明が大活躍!」

20140828q

 山口の吉村正明は7月30日、多摩川の優勝戦で2着に敗れた。相手はインが石渡鉄兵、2コースが池田浩二。3コースに松田憲幸が構え、吉村と樋口亮、矢後剛がダッシュに大きく舟を引いていた。石渡と池田が人気を二分したが、本番になると吉村がトップスタートで飛び出し、豪快一気に内3艇を締めて行った。

 だが、第1マークの手前で池田と接触。やや旋回が流れた瞬間、樋口が矢のようにまくり差してバック水面に躍り出た。吉村は2着惜敗。矢後が3着、池田4着、石渡6着。3連単7万340円の大波乱だった。

 そして実は、あの優勝戦にはもう一つ忘れてはならないことがあった。それは優勝戦の3日前、吉村が転覆を喫していたことである。転覆するとエンジンにひずみが入り、立て直すのが非常に難しくなる。しかし吉村は中2日間で立て直し、あわやVゴールを思わせた。これは整備水準の高さを物語っていた。

 その吉村が8月22日【金】~26日【火】の「平和島一般戦」を走る。ここは昨年6月、5コースから安達裕樹らを破って優勝。3連単1万9890円の穴をあけた水面。今回は残暑の時期だけに整備力が問われるが、多摩川で見せた調整手腕があれば好走必至。エンジンを仕上げて大活躍するだろう。

 なお、吉村の次走は9月4日~9日のGI「児島周年」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周

◆アサヒ芸能8/19発売(8/28号)より

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論