タレントの上沼恵美子が1月31日、「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)に出演。4月1日の放送で最終回を迎える料理番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(テレビ朝日系)で、 かつてゲストに対し激怒したエピソードを明かした。
「おしゃべり─」は27年続いた長寿番組。1月19日に最後の収録を終えたことに触れ、「歴代の先生方もお集まりいただき、本当に熱い熱い拍手をいただき、こんなありがたいことはないな」と報告した。
「先生、全員最高の人だった。スタッフも。みんな素晴らしいの」と、番組関係者に恵まれたことを振り返った上沼だが、「細かいことを言えば初期の頃、1人のゲストが先生に打ち合わせの時にかみついて…」と回想。「その来たオナゴがね。いらんこと言いよったので、私がそれに返しただけなんです、打ち合わせの時に」とした上で、「ちょっとプライベートなことを聞いたらね、『この番組は料理番組なんでしょ?そんなことを聞く番組なんですか?じゃあ来なかったわ』って言いよったんですよ。『黙って料理を作ればいいじゃない』って、先生方に指差して言うたんですよ。それで『おいコラ!』ってなったんです」と説明した。
さらに上沼はもう一つ、逸話を披露。
「ゲストの大女優さんが試食の時に『これ、あまりおいしくないよね』って私に誘って言うたわけ。『いえ、おいしいです』って言うたら、『ええ?おいしくないじゃない』って言った。その時私も『まあ、好みってありますからね』ってしょうもない受けしましたね」と振り返っていた。
長年やっていれば、いろいろあるのだろうが、そのゲストが誰だったのか気になるところだ。
(鈴木十朗)