アンジャッシュの渡部建など、芸能界から干されることになった多くの不貞有名人に比べて知名度が全国区じゃないことも有利に働いたといわれている。お笑いコンビ「テンダラー」の浜本広晃のことである。
3月3日に発売された「週刊文春」で、ヨガインストラクターのA子さんとの不貞関係が報じられた浜本。NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にも出演して話題になりつつあった存在ということでSNS上でも取り沙汰された。浜本は文春の記者に直撃されると、しどろもどろながら不貞を認めることに。どうやら、このやり取りが潔かったとして、世間からはあまりバッシングされないで済んでいるのだという。
「バレてすぐに対応したのが、他の人に比べてよかったというのが鎮火ムードの理由のようです。その後の報道によると、奥さまも許したようで、離婚の予定も当然なしで、、すぐに今回の騒動を漫才でネタ披露して笑いを取っていたようですが…。それほど大騒ぎしても意味がない程度の知名度というと失礼ですが、東京の人にとってはあまり影響がないことも大きいでしょうね。実際、吉本興業側も浜本さんの出演番組などに変更はないとしていますし、確かにこのまま鎮火しそうです」(女性誌ライター)
とはいえ、そうはいっても家庭を支える妻を裏切る不貞行為。すぐにメディア対応、家族が許したというぐらいで、浜本に何の違和感もなくなるという人ばかりではない。特に女性の中には、文春に直撃された時のやり取りに「浜本さんの“ずるい本性”が出ている」と憤っている声も少なくないようだ。
「文春記者にいきなり直撃されたことで気が動転したことはわかります。でも、浜本さんがA子との関係を認めつつこう話したんです。『コロナ禍で精神的にしんどいときに、支えてもらった。僕の弱さです』と。これにカチンときた女性たちがとても多かったようなんです」(前出・女性誌ライター)
鎮火ムードの火を消すまいというSNS上の声には「不貞をコロナのせいにするとか男として腐ってると思う」「えっ?奥さんは支えてなかったということ?」「みんなコロナ禍だったんですけどwwwふざけるな!」「こんな卑怯な男、絶対に見たくない」と、かなりの怒りモードな声も。
確かにコロナと不貞の因果関係なんて世界のどこでも証明されていないはず。文春とのやりとりで、聞き流された感のあるこの一言。でも、その中に浜本の“ずるさ”も垣間見えるという指摘はあながち無視できないかも。
(山田ここ)