約1300万人いるといわれる我が国の薄毛男性(大手カツラメーカー調べ)に朗報だ。このたび大学の研究室が発毛成分を発見した。スーパーのあの野菜で毛が生える!?という。
近畿大学薬学部が大手発毛メーカーとの共同研究により、ブロッコリーの新芽(ブロッコリースプラウト)に発毛の効果があることがわかり3月27日の「日本薬学会 第134年会」で発表するという。
「ブロッコリースプラウトエキスによって、毛乳頭細胞が約1.8倍増殖した」(近畿大学薬学部医療薬学科公衆衛生学研究室)
ブロッコリーの新芽の薬用効果はポール・タラレー教授(アメリカ・ボルチモア「ジョンズ・ポプキンス医科大学」)などにより研究が進められていた。ところが発毛効果に期待が持てるのはブロッコリーばかりではなかったのだ。
「髪は人の健康状態を表し、脱毛など髪の異常があると血の不足や、血行不良をまず考えます」(純正堂漢方薬局・渡邉正司氏)
すなわち、抗酸化物質が豊富で、補血作用効果が高い野菜は、発毛の期待が大きいというのだ。大根、ゴボウ、ニンジン、パセリなど旬の野菜ならなんでもOK。ジュースにすれば毎日飲めるし、作るのが面倒なら缶ジュースでもいいという。ただしもちろん3日坊主では効果なし!