TBSドラマスタッフが打ち明ける。
「撮影当初は、ご飯が喉を通らず、顔つきもげっそりとしていました。やはり、次のスキャンダル砲がいつ飛び出すのか、気が気ではなかったのでしょう。ただ、最近は顔ツヤがよくなってきた。もともと体を動かすのが好きなので、ドラマでランニングするシーンが多いのがよかったのかもしれませんね」
これはドラマ「オールドルーキー」にサッカー元日本代表選手役で主演する、綾野剛を評する声だ。
ドラマ放送前に、参院議員で暴露系ユーチューバーのガーシー氏によって、酒・女グセの悪さを暴露された綾野について、芸能デスクが打ち明ける。
「あられもないスキャンダルのせいで、女優陣に共演NGを食らい、キャスティングが難航。元日本代表・大久保嘉人が綾野のサッカーを監修するなど全面協力するサッカー協会が『青少年に影響が大きい』とクレームをつけた。一時は放送中止も噂されました」
ところがフタを開けてみれば、惨敗組続出の夏ドラマの中で唯一、二桁視聴率をキープする好調ぶりなのだ。芸能デスクが続ける。
「初回こそ杏と坂口健太郎主演の月9ドラマ『競争の番人』に僅差でリードを奪われましたが、その後はジリ貧で一ケタ台に落ちたライバルを尻目に、好調に転じている。あれだけのスキャンダルを跳ね返したことで、逆に評価が上がっているのです」
逆境の中で、役者としての真価が再評価されたというのだ。
「事務所は『ヒマができれば遊ぶだけだから』と、今後は綾野を仕事漬けにするようです。次は、表と裏が真逆の二面性のある役柄など、引き受ければ話題になるのは間違いないでしょうね」(ドラマ関係者)
いっそ、暴露系ユーチューバーの役なんてどうか。