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セ・パ プロ野球「ストーブリーグ2022」が最速開幕(1)2007年以上の強奪「金満補強」

 今季のペナントレースも残すところわずかであるが、シーズン中にもかかわらず早くも現有戦力に見切りをつけ、来季の戦力確保に動くチームが現れている。まだまだ残暑も厳しい中で開幕した「晩夏のストーブリーグ」。プロ野球通の読者諸兄に耳寄りの情報を!

 現在、47年振り2度目の最下位すら目前に迫る低迷巨人。人材豊富なFA戦線に目を付け、今オフの「爆買い」間違いなしと見られている。真っ先に狙うのは、

「西武の森友哉(27)ですよ。常にFA選手の草刈り場にされる西武ですが、森に関しては原辰徳監督(64)の『密使』と言われるメディア関係者のX氏一派が、新人時代から継続的に接触してきている。森が憧れる阿部慎之助コーチ(43)のミットを渡したりと、将来の『阿部政権』を見越してパイプを作ってきた。正捕手が定まらずクリーンナップも機能していない今の巨人で、強打の捕手は最優先で欲しい人材です」(スポーツ紙デスク)

 森獲りには他球団の参戦の噂もあるが、「年俸5億円(推定、以下同)」の破格待遇で待ち受ける巨人が一歩先んじているようだ。しかし、一抹の不安もあるという。

「森は大阪桐蔭高の先輩・中田翔(33)を尋常じゃなく怖がっているんですよ。森は心を許せば年上にもタメ口をきいたりできるほど選手間のコミュニケーションが達者な選手ですが、中田の日本ハム時代はハム戦になると途端に無口になっていた。出塁すると1塁で中田から『お前、走んのか?』と脅されて盗塁阻止された、なんて話もあります。中田が調子を上げた今、残留は間違いなく、森獲得に影響を及ぼすかも。仮に森獲りが失敗すれば、大城卓三(29)、小林誠司(33)らと併用する腹で、同じFA権保持者のロッテ・田村龍弘(28)を狙うとも言われています」(スポーツ紙デスク)

 1人しか出られない捕手を2段構えで獲りにいこうとするほど、今の巨人は追い詰められているのだ。

 当然、2ケタ勝利が戸郷翔征(22)しかいない(9月2日現在、以下同)先発ローテにも、爆買いの照準は定められている。間違いなく手を伸ばすのは阪神の西勇輝(31)だ。

「西には、阪神内部から『FA行使するならいらん』という声も聞こえる。成績は安定しているが、20年の緊急事態宣言中、身勝手に女性ファンを弄ぶ不倫騒動がスクープされるなど素行が悪く、チームで浮いています。選手イメージはどの球団も気にする。逆にあの中田を獲った巨人くらいしか手を上げないかもしれません」(セ・リーグ関係者)

 打って変わって、14年目にして初のFA権を取得した楽天の辛島航(31)は、他球団との争奪戦になりそうだ。

「安定して試合を作れるローテの一角として、実は隠れた人気銘柄。金銭や人的補償が発生しないCランク選手(※球団内の日本人選手で年俸額が11位以下の選手)だということも大きい。巨人だけでなく、ヤクルトや広島のような資金力に乏しい球団も狙ってくるだろう」(球界関係者)

 さらに「総取り指令」の目玉として、現在3Aで奮闘する筒香嘉智(30)の名まで挙がっているのだ。

「筒香はDeNA時代に投手コーチだった、現巨人編成本部海外スカウトの友利結氏と仲が良く、その友利氏が熱視線を送っています。古巣のDeNAがチーム編成上、筒香への興味を失っているので、国内復帰するなら巨人入りの線は十分あり得る」(セ関係者)

 今オフの巨人は、ラミレス、グライシンガー、クルーンを一挙強奪した07年オフをしのぐほどのなりふり構わぬ「金満補強」を強行しようとしているのだ。

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