昨年4月に現役を引退した元プロ棋士の橋本崇載氏が11月28日にかなりのハイペースでTwitterを更新。その不穏な内容に、将棋ファンから心配の声があがっている。情報誌記者が言う。
「橋本氏は『ずっと孤独だった もう限界』『一週間前死ねればよかった』などとツイートを連投。ハイペース更新について『いま鬼ツイしてるのは生きている証だけ残そうとしている感じです』とも綴っており、精神的に不安定な状況が分かります。現役時代は“ハッシー”の愛称でファンから親しまれていた橋本氏ですが、プライベートでは家庭内トラブルに悩まされていました。2019年、待望の長男が誕生したすぐ後に夫婦関係が悪化。『一緒に暮らしたくない』という書き置きだけを残し、妻が生後4カ月の息子を連れて去ってしまうというトラブルに発展していたのです。この家庭内トラブルがプロ引退の理由だと自身のYouTubeで明かしたことで、当時は“人気棋士の電撃引退”と“子供の連れ去り問題”の両側面から大きく注目されました」
橋本氏は子供の連れ去り問題について、SNSやメディアを通じて賢明に訴えていたのだが、この日はかなりの荒れっぷり。ついには投稿で無差別殺害をほのめかしてしまう。
「養育費も払わないクソ野郎がグチャグチャ言うなと言われたって 払いたくても払いようもない こんな理不尽にもずっと耐え続けて 替えの効かない仕事辞める羽目になって」「これがわからない世の中なんて無差別殺害起こしてから自死したるわ」
さらに怒りの矛先は司法にも向かう。裁判に関わったと思われる人物の本名まで記載しながら、「そんな奴らの言う事守る必要あるか 反社会組織が」「互いを中傷しないが裁判所での取り決めだったけどもう関係ないわ」「ガソリン撒いて火つけたってもええんやぞ なめんな」と、投稿を続けた。
「ここまで明確な敵意を表すツイートに、さすがのファンも擁護しきれず。《そこまで言うと逮捕されちゃいますよ!》《これはまずい。橋本君好きなんだけどこれは捕まっちゃうやん》と心配の声があがっています。橋本氏は怒りのツイートの他にも、息子や元妻、元親族の本名や住所などを晒すツイートも投稿。橋本氏本人と、元家族の安否が心配されています」(前出・情報誌記者)
「連れ去り」「実子誘拐」と呼ばれる夫婦間トラブルは、なにも橋本氏だけに起きている問題ではない。同問題についてSNSやメディアで訴える橋本氏の姿勢は、連れ去り被害者たちの希望となっていたのだが…。
(浜野ふみ)