テリー 今回もすごく体が動いてて驚きましたけど、普段から相当トレーニングしてるんですか。
小沢 いや、体は鍛えてるんですけど、俺、映画のためにやったことは一度もないんですよ。やっぱり若いネエちゃんと海に行った時に腹が出てたら、父親かパトロンに間違えられるじゃないですか。それは俺の辞書にないんです。だから夏前だけじゃなくて、一年中鍛えてるんですよ。ネエちゃんとベッドを共にすりゃあ脱ぐわけですから。
テリー ああ、そうなんだ。偉い!
小沢 動機が不純なほうが長続きするんですよね。「この映画のために鍛えました」だと、撮影が終わったらリバウンドするけど、俺は仕事なんかどうでもいいですもん。ネエちゃんのために頑張ってる。
テリー さすが(と大拍手)。今、独身ですもんね。別にオネエちゃんが何人いても構わないんだ。
小沢 全然問題ないです。今は特定のはいないけど、呼べば来る女が4人います。
テリー カッコいいなぁ。小沢さんは「顔面凶器」じゃないですか。そうすると女性も「きっと夜も凶器になるに違いない」って期待すると思うんですよ。
小沢 アハハハ。いや、それは聞いたことないからわからないですけど(笑)。
テリー いや、絶対そうだと思うんです! そうすると、それに応えなきゃいけないみたいなプレッシャーはないんですか。
小沢 でも、俺の下半身は人格が違って。「ジョニー・ビー・グッド」と呼んでるんですけど、そういう時は「ジョニー」がちゃんと頑張ってくれるんですよ。
テリー ジョニーが小沢さん以上に暴れてくれる?
小沢 例えば、そのネエちゃんとタクシーに乗っててボーッとしてるじゃないですか。そうするとジョニーが急に起きてくるんですよ。で、そのネエちゃんの手を取って、「見てみ?」って言って触らせたら、その23ぐらいのネエちゃんが「中学生か!」って言いますもん。「いや、俺に言うな、ジョニーに言え」って。
テリー 別人格だから俺は知らんと。
小沢 撮影の最中にも急に起き出すから、ジョニーが収まるまで撮影が中断する「ジョニー待ち」もあるし。今回の映画にも出てる山口祥行(よしゆき)とよくジムに行くんですけど、トレーニング中にも勃つ時があるんですよ。山口に「兄ぃ、行きましょう」って言われて「いや、今、ジョニーが勃ってるからムリだ」って。
テリー アハハハハ。
小沢 ジムって短パンじゃないですか。もし立ち上がったら前がこんな(テント状態)になっちゃう(笑)。
テリー 何でそんなに勃っちゃうの? うらやましい!
小沢 わかんないです。
テリー 俺ね、この対談25年やってますけど、こんなくだらない話、小沢さんが初めてですよ(笑)。
小沢 ハハハハハ。
テリー それは食生活がいいからなんですか。
小沢 俺、肉をすごい食べますから。みんな、二日酔いの時はダメとか言うけど、俺は二日酔いの時が満腹中枢が壊れてるから、いちばん危なくて。朝から肉2キロとか食っちゃうんですよ。
テリー ええっ、普通に焼いて?
小沢 普通に焼いて。だから俺は肉を食って、獣の血を入れるのがいちばん元気になるんじゃないかと思ってるんですよね。