昨年末に現役ドラフトで巨人に移籍したオコエ瑠偉が「暴力反社」の宴会に参加していたことが判明した。
「週刊新潮」の記事によると、オコエは昨年12月17日、住吉会系の三次団体に籍を置くという男性が東京・月島のもんじゃ焼き店で開催した宴席に出席。その男性が「おい、オコエが来るってよ」と言うと、実際に店にやって来たのだという。オコエは店内でサインをするなど終始ご機嫌の様子で、求められるまま、出席者と写真撮影に応じた。
球団は「週刊新潮」の取材に対し、オコエが同席していたことを認めたものの、
「本人が暴力団など反社会的勢力と交際していた事実もありませんし、本人もそのような認識は一切ありませんでした」
と釈明しているが、騒動はこれで収まりそうにない。スポーツ紙記者はこう語る。
「球団はオコエと男性との交際を否定しているものの、本人が呼ばれて店を訪れたのは事実で、男性とは以前から親しかった様子。その席では打撃フォームまで披露していたというのですから、本人も相当ノリノリだったのでしょう。それにしても、巨人は『暴力団等排除宣言』を掲げていますから、さすがにこれはマズい。最悪、契約が解除される可能性もありますよ」
楽天に在籍時、20年12月のオフには、石井一久監督からメディアを通じて「まだ考えが甘い。頑張ってほしいというより、そろそろ出てこないと、彼自身の野球人生が苦しくなってくる」と最終通告とも受け取れるゲキを飛ばされていたオコエ。今でもプロとしての自覚は芽生えていなかったようだ。
(ケン高田)