元阪神の藤川球児氏が、不審者による自宅訪問を受けていると自身のツイッターで明かし、警告を発した。
「スタッフより警告」と題し、不審者が藤川の自宅を訪問したり、何日間も家の中を窺い見る行為を確認しているとのことで、
「その様子は全て録画映像に残っております 近頃は空き巣や強盗被害のニュースもあり恐怖でしかありません」
として、今後は警察への通報も辞さないとしている。藤川氏自身は、
「今日はファンでしたが… 3日連続でして、、 ファンとは言わないよね ※こんなオジサンに興味持つな!!」
などと冗談を交えてツイートしているが、元プロ野球選手では3月に東京五輪代表監督の稲葉篤紀氏が所有する住宅が空き巣被害にあったばかり。2月にはDeNAの斎藤隆投手コーチの自宅で、家族の就寝中に複数の人物が侵入し、室内が荒らされる事件が起きた。
プロ野球関係者以外では、昨年6月、井上尚弥がボクシングの世界3団体王座統一を果たした試合当日、自宅から貴金属など十数点が盗まれた事件が、記憶に新しいところ。社会部記者が語る。
「広域強盗事件を巡っては『闇名簿』の存在が指摘されています。有名人は外出している時間を把握されやすいこともありますが、スポーツ関係者は試合やテレビの生放送に登場するなど、自宅に不在であることをリアルタイムで知られてしまう場合が多い。ここまで被害が続けば、アスリートに特化した名簿の存在を疑ってしまいます」
藤川氏の「警告」が抑止力とならないものか。
(鈴木十朗)