スポーツ

プロ野球&メジャー「スキャンダル反省会」2023前半戦(1)開幕前はWBCで活躍した西武・山川だが‥‥

 今季は、世界一を奪回したWBCの熱狂そのままにシーズンイン。例年より盛り上がる期間が長い分だけ、「球界スキャンダル」もそこかしこで浮上している。後半戦に持ち越さないよう、ここいらで一度反省しておこうと、希代の野球好きお三方に集まってもらった。

─まずは山川穂高について、お願いします。

やく この企画をいただいた時に、これはもう山川一択と思ったくらい。事件発覚時に、さっそく1本描いたんですよ。ところがどうも情勢がおかしい。山川がタカをくくっていたように、自分もタカをくくっていた。珍しく原稿をボツにしましたね。40年間で3回目ぐらいの珍事で。どういう漫画かというと、何事もなかったかのように復帰した山川が本塁打を打った後に見せる「どすこいポーズ」。そのポーズが事件後は「首投げポーズ」に変わったというオチで。相撲用語で首投げは、女性と寝ることを意味します。

ダンカン それ、ダメなの? その辺まではいいんじゃないかな。この事件の後、あまり野球詳しくない奴と飲んでて、「ベッドでも山川、おかわりしたんですかね?」って言ったの。「おかわり(中村剛也)じゃねぇんだよ!」ってツッコんだんだけどさ。

カネシゲ 体型は似てますけどね。

やく 漫画を引っ込めたわけですから、ここで面白がるわけにはいかないんじゃないのかと自問自答したわけですよ。なので、司法に先駆けてアサ芸がまず山川を永久追放する、というのも1つの見識ではないかと。

カネシゲ 具体的に、アサ芸が山川を永久追放するとどうなるんですか?

やく 写真も名前も載せない。ましてや、放免になってもテリー対談とかに呼ばない。とにかく「永久追放する」という宣言ですよ。

ダンカン 逆に永久追放されると箔が付くというか。清水健太郎さんが覚醒剤で何度も捕まるとVシネが売れる、みたいな(笑)。

カネシゲ それに比べたら「けつあな確定」はいじりやすい。

やく 坂本勇人の方がいじれる分、これからも一生しゃぶり尽くしてやろうと思いますよ。

ダンカン 読売は何がすごいって弁護士団。新聞社だから当然、トラブルがあった時の対応は強いですよ。

やく そういう法の網をかいくぐっておちょくっていくのが自分の仕事。坂本に関しては面白い話が3点あって‥‥。

カネシゲ 多い(笑)。

やく 1点目、シーズン始まったばかりの西武ドームでの試合の中継を見てたんですよ。アナウンサーが客席で応援してる子供に「誰が好きですか?」と聞いたら、小っちゃな男の子が「愛斗選手~」と言った。偉い。わかってるなっていう感じ。次、その子の妹に同じように聞いたら「坂本選手~」って言ったんですよね。西武戦なのに。放送禁止の言葉が女の子の口から出て。アナウンサーがまったく二の句も継げない状態。「一番マズイ名前を出されてしまった」という緊張感。あれは面白かったですねぇ。

一同爆笑

カネシゲ 名前を出しちゃいけないこともないんですけどね。

やく 坂本は放送禁止ですよ。2点目、この間、ショートでの通算出場2000試合を達成した時のこと(5月31日、ロッテ戦)。記念のTシャツが作られたんです。その前面には2000と大書きされているんだけど、その3つ並んだ0の中に星が描かれていて、それが「けつあな」に見える。

一同爆笑

やく 星印なんか入れる必要ないのに。「2000けつあな」。さすがわかってる人が作ってるなと思って。

カネシゲ 絶対、そんな意図で作ってないです。

やく 3点目、6月23日の広島戦、肉離れで痛ててと一塁まで太ももの裏を押さえて走ってましたけど、アングルによってはけつあなを押さえてるように見える。そこは実況も「あれっ坂本、けつのあなどうかしました?」と言う分には全然、抵触しないと思うんでね。

ダンカン 斜めから野球を見てる人、全国に8人ぐらいはいるんだよなー(笑)。

カネシゲタカシ:よしもと芸人として活動後、漫画家デビュー。「野球大喜利ザ・ベスト~こんなプロ野球はイヤだ~」(小社刊)他、著書多数。ベイスターズファン。

ダンカン:言わずと知れた「たけし軍団」メンバーで、所属事務所「TAP」の専務も務める。小学校入学以来の阪神ファン。

やくみつる:81年に「がんばれエガワ君」(芳文社)で漫画家デビュー。今や野球風刺漫画の重鎮である。「新語・流行語大賞」の選考委員も務める。ベイスターズファン。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」