スポーツ

阪神・岡田フィーバーでも暗い顔…関西スポーツメディアの「嘆き・ボヤキ・絶望感」

 18年ぶりの優勝に向かってひた走る阪神は、周囲もさぞ盛り上がっているかと思いきや、どうもそうでないらしい。

「阪神優勝でバンザイ? そんなはずないでしょ。仕事が増えて大変なだけです」

 こう話すのは、さる担当メディアのX氏だ。続けてボヤくには、

「優勝すれば岡田彰布監督の特別エピソード、選手の独占手記、増刊号の執筆など仕事は多岐にわたるのに、給料は1円も増えない。どう考えてもコスパ、タイパが悪すぎます。20代の後輩記者もどんどん減って、年配の記者の負担が増えている。2003年の星野阪神、2005年の岡田第一次政権で優勝した頃は、こんな負担はなかったのに」

 阪神報道一辺倒が生業の関西スポーツメディアにとって、阪神が優勝すれば「それなりに儲かる」というが、裏ではひっそりと現場を去る者もいる。

「某新聞で阪神ファンの読者から絶大な支持を受けているベテラン記者が、退社を決めました。理由は会社の経営状況が思わしくなく、経費削減の波に飲まれたから。これまでは潤沢な予算で選手や関係者を接待しまくって特ダネを取るのが、関西メディアの十八番だったけど、それも令和の時代には通用しなくなった。今後、岡田フィーバーが起こっても、先細るでしょうね」(関西スポーツメディア関係者)

 優勝騒ぎに似つかわしくない、なんとも寂しいメディア世相なのである。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」