中国から日本への団体旅行解禁を受けて、訪日ツアー第1弾となる団体旅行客が、北京から羽田空港に到着した。およそ3年半ぶりとなる中国からの団体旅行客だが、海外旅行客が押し寄せればオーバーツーリズム(観光公害)が深刻化しそうだ。
観光客の中には日本の食や文化を目的に訪問する外国人もいるが、中には「日本人女性」を目的に訪日する者もいる。
「中国人、台湾人、韓国人の間で、日本の艶系ビデオは大人気です。出演者を抱くことがステータスになっていて、ある女優はSNSで連絡を取り合った外国人富裕層と『ひと晩300万円』で関係を結んだといいます。このところ新宿・歌舞伎町などでは、女優が在籍するインバウンド向けの店が勢力を拡大している。10年以上前には、日本人がタイやフィリピンへ女性を買いに行くことが問題になりましたが、円安によって、日本にそうした目的で来る外国人が増えています。これも経済効果といえるかもしれませんが…」(経済ライター)
そんな事情ゆえ、海外から持ち込まれる感染症が、日本で爆発的に増えているという。
「近年、激増している梅毒は、アジア系の訪日客から感染するケースが多くなっています。中国の都市部や東南アジアでは感染率が高く、それが影響しています。立ちんぼを利用する海外旅行客が増えていることも、ひとつの要因でしょう。日本では学生やビジネスマンに広がっており、東京や大阪といった大都市で大流行している。行為をする際には細心の注意が必要です」(医療ライター)
今後は日本人に耐性のない病気が、さらに増える見込みだという。これもオーバーツーリズムのひとつかもしれない。